
リドルとのバトルにユウらが団体戦で挑む
高笑いとともに「僕に逆らったことを後悔させてやる」というリドルの容赦ない攻撃に、エースたちは魔法で、ユウは得意の剣道で挑む。
押され気味になったリドルは、「僕が正しくなきゃいけない…そうじゃないと僕は…今まで何のために!」といらだつ。
すると「気が乱れて攻撃に隙が出てきている」と気付いたユウ。リドルが繰り出す矢の間をぬって、剣道のすり足で前進し、機を見て矢を竹刀でたたき落としていった。そして「エース、デュース、グリム、団体戦だ!」と叫んだ。
第3話で描かれた、魔法石を取りに行ったときのバケモノとのバトルを思い出したエースらは、力を合わせて立ち向かう。ユウもリドルが生み出したファントムを竹刀で突いた。

大迫力バトルとギャン泣きリドルのギャップで魅了して終幕
厳しい母の教育を受けてきたリドル。トレイと遊んだことがバレて叱られると、さらに勉強に励み、母の決めたルールが正しいと守ってきた。だが、「なぜだかとっても胸が苦しいんだ」という本音も。過去がよみがえっていたリドルが見た幻の扉の鍵穴からは光が差していた。そこに手を伸ばすリドル。その方向からはかすかにトレイの声もした。
必死に伸ばしたリドルの手を、現実のトレイの手がつかんだところで、リドルは目覚め、正気を取り戻した。
リドルは、みんなの前でルールなど厳格に守らなくてもいい、何より「トレイたちと…もっと…ずっと一緒に遊びたかった」と大泣き。「ずっと見ないふりをしていた」と後悔するトレイは、「だから今日は言うよ。リドル、おまえのやり方は間違ってた。みんなにちゃんと謝るんだ」と告げ、リドルは素直に「ごめんなさい」と口にした。
最後はエースの希望で、「なんでもない日」のパーティーを開催。もうルールには縛られないリドルは手作りしたイチゴタルトを振る舞う。トレイの冗談を真に受けて隠し味にオイスターソースを入れるミスで、「バカだな僕」とかわいく笑うリドルがいた。
SNSには「リドルくんの涙にもらい泣き」「ゲームのストーリーも見たし、コミカライズも何回も読んだのにやっぱり最後は泣いてしまった」「アニメだからこそ表現できるツイステの世界観が最高で最幸でした」「ゲームでは味わえない色や動きが、美しい作画で味わえて大興奮!」「雄剣が強過ぎる」「ゲームでも泣いた後のバブみがあるリドルくんかわいかったけど、アニメの破壊力エグい」などの声が上がった。
ゲームファン、コミックファンが注目した中、アニメならではの描写が感動を呼んで幕を閉じた。元ネタとなるディズニーアニメ映画のファンからも世界観や元映像の使用に歓喜の声が寄せられたが、この最終話もバトルに敗れたリドルが夢の中で手を伸ばしたドアノブは、映画「ふしぎの国のアリス」で不思議の国へ通じるドアについているキャラクターで、そんな細かなところまで見つけるのも楽しかった。
視聴者からは「サバナクロー編も楽しみになった」と、制作が発表されている映画「ライオン・キング」が元ネタとなる次シーズンへの期待も高まっている。
「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」は、ディズニープラスで独占配信中。また完結を記念して第1話、第2話がYouTubeにて無料公開されている。
◆文=ザテレビジョンアニメ部

「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」視聴ページ
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