市原隼人、柳葉敏郎と飲みの約束?「連れ回してもらいたい」
三田佳子コメント
私にとって特別な作品「外科医・有森冴子」シリーズ。長く続いた作品の最後が2000年ですから、こうして(脚本を担当する)井沢満さんとまたご一緒できることに万感の思いがあります。
このところ、われながら『次々と、まったく異なるキャラクターを演じてきたなあ』と思っておりましたが、今回もまた、一味も二味も違う役どころだと思いました。静子さんは誇り高く生きてきた人だからこそ、どうしようもない感情の行き違いに傷つき、悩み、かたくなな面を併せ持ってしまった人。
井沢さんの脚本には、常に独特の世界観があるので、その中で静子さんの多くを語らず、しかしフクロウのようにすべてを見通している存在をどう演じられるか。難しくもあり、楽しみでもあります。
テレビ朝日さんが新たに土曜日の23時台に開拓したドラマ枠で、まさに“今”を輝く皆さんの中に入ってご一緒できるなんて、私にとってもうれしい挑戦です。
柳葉敏郎コメント
最初に台本を読んだとき、とても描写が刺激的で、小学校3年の息子にはちょっと見せられないかもしれないなと思いました(笑)。
でも、クセのある人物が多い中、僕が演じる文彦は、ごくごく普通の思いを抱いて生きてきた男。そういう意味では、久しぶりに“人間”を演じられるなと思っています。刺激的な物語の中で、ホッと息をつけるような場面をお見せできればいいですね。
文彦は、家出少年だった主人公の亮を引き取って一人前の職人に育てましたが、それは男気のある行動ともいえるし、無謀ともいえる。でも、文彦は文彦なりにずっとその責任を背負いながら生きてきたのではないでしょうか。
脚本の井沢満先生は常に“人間”を描く方で、ピュアな気持ちを素直に言葉にしてくださるので、昭和生まれとしてはホッとしながら演じています。
市原隼人くんは、ナイスガイですね! 熱い気持ちを持っている男だと思います。お互い、世代の違う男同士の関係を、そのまま素直に役柄として表現できればいいのではと思っています。まだ撮影が始まって間もないので、一度、市原くんと酒を飲みながら話してみたいですね(笑)。
このドラマは、 “あなたはどんな恋をしていますか”“どんな愛し方をしていますか”…そう問い掛ける物語だと思います。世の中には、いろいろな愛し方、恋の形があります。視聴者の皆さんには、それぞれ自分に照らし合わせながら楽しんでいただければうれしいですね。
2018年1月20日(土)スタート
毎週土曜夜11:05-11:59
テレビ朝日系で放送
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