「コウノドリ」が1位に輝く! 秋ドラマ平均視聴熱ランキングを発表!!
'17年10~12月に放送された秋ドラマが終了し、WEBサイト「ザテレビジョン」では、SNSや独自調査をポイント化し、今熱い番組・人物・コトバからテレビの流行に迫る新指標「視聴熱」を集計。秋ドラマの平均視聴熱ランキングトップ10を発表した(※)。
1位は平均視聴熱45,556pt(ポイント)を獲得した「コウノドリ」(TBS系)。'15年に放送された第1シリーズの続編で、綾野剛演じる産婦人科医・鴻鳥サクラが、生まれてくる“命”に向き合う姿が描かれた。
星野源、松岡茉優、坂口健太郎ら実力派俳優陣が引き続き登場し、初回から94,422ptと高視聴熱を記録。研修医だった下屋(松岡)、白川(坂口)らが成長していく姿に加え、毎回登場する妊婦たちが赤ん坊を産むシーンには、常に感動の声があげられた。また、中でも特に反響が大きかったのは、第5話の赤ん坊が原因不明の死産を遂げてしまった妊婦・瑞樹(藤原ゆき子)のエピソード。産婦人科医として苦しむサクラの姿や、すでに亡くなってしまった赤ん坊を抱いて家へと帰る瑞樹たちの姿は涙を誘い、最終回に続く高い視聴熱を記録した。
2位は平均視聴熱39,699ptの「陸王」(TBS系)。老舗の足袋製造業者がランニングシューズの開発に奮闘する姿が描かれた。原作・池井戸潤で、役所広司、寺尾聰という名優が集まる大作だったが、そんな中でも、若手俳優の山崎賢人と竹内涼真の好演が光り、注目度を高めていた。最終回は、豊橋国際マラソンに“陸王”を履いて出場することを決意した茂木(竹内)と、ライバル・毛塚(佐野岳)とのデッドヒートで大きく盛り上がりを見せ、今期の最高視聴熱103,318ptを記録した。
3位は平均視聴熱33,652ptを記録した櫻井翔主演の「先に生まれただけの僕」(日本テレビ系)。サラリーマンの鳴海(櫻井)が、高校の経営再建のため校長として赴任するというストーリー。大人の学園ドラマという挑戦的な作品だったが、鳴海の教育に対して前向きに取り組む姿勢は、現役の教師や、10代の子供を持つ親たちに大きな共感を与えた。最終回、鳴海の最後のメッセージは視聴者の心を捕え、終了を惜しむ声が数多くあげられていた。
4位は、平均視聴熱23,401ptで、玉森裕太ら演じるイケメンモデルが事件を解決するコミカルミステリー「重要参考人探偵」(テレビ朝日系)。5位は11,081ptで、小泉今日子主演でクリスマスに起こった誘拐劇が描かれた「監獄のお姫さま」(TBS系)だった。
※各話の視聴熱ポイント計測期間は放送日の朝5時から一週間。期間中の合計視聴熱ポイントを放送話数で割り、平均視聴熱ポイントを算出