卒業発表のももクロ・有安杏果 ファンの前で第一声「突然の発表、本当にすみません」
有安「決断までは本当にたくさん悩んだ」
月曜MCのウーマンラッシュアワー・村本大輔が「なんで辞めるの」と直球で投げかけると、有安は「1年前に大学を卒業して、同級生の子たちが就職してまた新しい一歩を踏み出してるのを見て、私ももっと成長して新しい一歩を踏み出さきゃなって思ったときに、成長するためにはももクロを卒業して、社会人としてだったり、ひとりの女の子としてまだまだ足りない部分もあるので、そういうところを身につけていきたい」と改めて語った。
0歳から芸能界に身をおいてきた有安に、“普通の女の子”だった時期はまだない。「決断するまでは本当にたくさん悩んだし、たくさん苦しんだし、しんどい思いもしたんですけど、でもこれからはもっと今まで普通の女の子がやってたこと、私にはできなかったことをやってみたいなって思っていますし、規則正しい健康的な生活を送りたいなと思ってます」とすっきりした表情を見せ、卒業後にまずしたいことを問われると、「まずしたいこと…なんでしょう…本当に決めていないんですけど…ゆっくりしたいです」と笑顔を見せた。
小松アナ「ももクロは“奇跡の5人”なんです」
番組進行役のテレビ朝日・小松靖アナウンサーは熱狂的な“モノノフ”(ももクロのファン)として知られる。この日は「ももクロとの仕事の時は僕、ポンコツ化するんです」と憔悴した様子で、「今日は、前向きなことだけを言おうと決めて来ました」と言葉少な。だが、有安のメンバーカラー・緑のネクタイをしっかりと身につけて生放送に臨み、メンバーの言葉一つひとつを噛みしめるように聞き、「ももクロって“奇跡の5人”なんですよ。誰一人欠けてもももクロじゃないって思って応援してきたんですけれど、この言葉を聞けば、今のこの形もももクロだってきっとファンの皆さんも思って応援してくれると思います」と絞り出した。
そんな小松アナの反応も含め、駆けつけたファンを目の当たりにした有安は「最後に一言を」と促されると、カメラではなくガラスの向こうのファンの方を向いて「突然の発表になってしまって本当に申し訳ありません」と一礼。「小松さんが“奇跡の5人”って言ってくださったんですけれど、私はファンの方が奇跡だなって思ってます。今まで8年間、見たことのない景色をたくさん見せてもらえたのは本当にすべて、ファンの皆さんのおかげだと思っています。本当に、『ありがとう』っていうたったの5文字では伝えきれないんですけど、8年間本当に、ありがとうございました」と、時おり声をつまらせ深々と頭を下げた。
有安は21日に千葉・幕張メッセで行われるライブをもってグループを卒業。所属事務所のスターダストはこの日をもって有安との専属マネジメント契約も終了することを発表しており、芸能界からも引退することになる。
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