“LISMO LOVE HIGH SCHOOL”のキャンペーンソング「ハマナスの花」を歌うGalileo Galileiが21日、東京・原宿にあるKDDIデザイニングスタジオ（Kスタ）でスペシャルライブを開催。1万通を超える応募の中から選ばれた100人の観客の前で、熱いパフォーマンスを披露した。
Galileo Galileiは、“音楽の甲子園”とも呼ばれるイベント「閃光ライオット」（'08年）で初代グランプリに輝いた北海道出身の4人組。5000組以上のバンドが参加した同イベントで頂点に立ち、「ハマナスの花」でメジャーデビュー。同曲は、現在配信中のLISMOオリジナルドラマ「Hello Goodbye」の主題歌にも起用されている。
ステージから客席最前列までわずか1メートルしかないKスタで、「ハマナスの花」を含む3曲を披露したボーカルの尾崎雄貴は「こんなにお客さんと近い会場は初めてです。ちょっと目を合わせられないですね…」と照れながらコメント。さらに、自身の曲に込めた思いについては、「特にメッセージとかはないんです。聴いてくれた皆さんそれぞれが感じたことを昇華してもらえたらいいなと思っています」と語った。
ライブ終了後には、事前アンケートで寄せられた「Galileo Galileiに聞いてみたい質問」コーナーも行われ、バンド結成のいきさつを聞かれた尾崎雄貴は「中学生の時に家の大掃除をしていたら、倉庫からギターが出てきたんです。弦も張ってないような状態だったんですけど、弟の和樹（ドラム）と一緒にエアギターごっこをして遊んでいたら、親に『なに恥ずかしいことやってるの！』って言われちゃいまして…。それで、ちゃんとバンドをやろうと思ったんです」と意外なエピソードが飛び出した。
また、現在放送中のCMの反響についても聞かれ、「CMの中で見せるおれの動きを、授業中に友達がマネしてくるんです。でも、みんな『よかったね』って言ってくれてます」（尾崎雄貴）、「特に音楽に興味があるわけじゃない一般の人たちにも曲を聴いてもらえるのが、本当にありがたいですね」（岩井郁人/ギター）、「CMの僕は、ずっと顔を下に向けて演奏しているんです。放送が始まったらチヤホヤしてもらえると思ったけど、顔が見えないから気付いてもらえていません（笑）。でも、たくさんの人にGallileoを知ってもらえたのでうれしいです」（尾崎和樹/ドラム）、「今までは、クラスメートたちにも『へぇ、バンドやってるんだ…』っていう程度にしか認識してもらえてなかったんですけど、最近は『お前、なんでCMに出てるの!?』って驚かれています。僕たちの活動が分かりやすい形で伝わったので、応援してくれる人も増えました」（佐孝仁司/ベース）とそれぞれ笑顔で答えた。
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