鼻がいいから「誰々と会ってきた?」って分かる
――お二人にとっての浮気のボーダーラインとは?
塚本 僕は男女に友情はないと思っているので、2人でご飯に行った時点でもう浮気です。
仲 私はそういうことをする前、相手のことを考えてソワソワする気持ちになったらもう浮気の始まりだと思います。「は! 連絡きた!」みたいな。そうなったらもう「何やってんの?」ってなりますね。
――浮気に気付きやすいタイプだと思いますか?
塚本 僕は気づかないと思う。
仲 私はきっとすぐに分かります。匂いで分かるんですよ。
塚本 匂い?
仲 すごく鼻が良くて。その人ならではの匂いも分かるから、「誰々と会ってきたでしょ?」ってすぐに言える。「あ、◯◯の車に乗って帰って来たでしょ?」「うん」みたいな。
塚本 なんもできないね!
仲 うん、もはや犬(笑)。いつも一緒にいるからこそ違いが分かるんだと思います。
――最後にそれぞれの夫婦円満の秘訣を教えてください。
仲 干渉し過ぎないことでしょうか。まず、お財布を一緒にしない。自分の好きなことは自分でやる。お互い独身のままに近い感覚でいた方がいいと思います。それには折半が一番いいです。「私はこれだけしてるのに、アナタはこれだけしかしないじゃない!」っていうふうにならないので。「私はアナタがやらなくでも言わないけど、アナタも私ができないときは言わないでね」みたいな。お互い頑張るって感じが一番いいと思います。
塚本 僕の場合は、ある程度の我慢と妥協かな。向こうが何か疎かにすることがあっても別に何も言わないし、僕が至らないところがあっても向こうは何も言わない。仲さんが言ったように、あんまり干渉しすぎないことが大事というか。逆に僕が台本を読む時間は子供を寄せ付けないようにしてくれるし、僕が子供を見てるから息抜きしてきなっていう時間もあるし。ケース・バイ・ケースでの妥協と我慢です。