「西郷どん」橋本愛が、西郷最初の妻“不吉な嫁”役で登場
橋本愛が、鈴木亮平主演の大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00‐8:45ほか、NHK総合ほか)にゲスト出演することが分かった。
橋本は、2月18日(日)放送の第7話と、25日(日)放送の第8話に登場。西郷吉之助(鈴木)の最初の妻となる須賀を演じる。須賀は吉之助の暮らした下加治屋町から徒歩10分ほどの 上之園にあった伊集院家の娘だが、須賀が嫁いでから西郷家には立て続けに不幸が重なったため“不吉な嫁”とやゆされてしまう。
吉之助との夫婦生活は短くやがて離縁することになる須賀だが、橋本は演じた感想を「須賀さんは、林真理子さんの原作では純文学の匂いを感じさせるような奥ゆかしい中にも強さを秘めるすてきな女性でしたが、ドラマの中で中園ミホさんが創造されたのは、原作とはまた違う表情を持つ、素直で愛情深い女性でした」と語る。
また、須賀を演じたことを「彼女についての子細な記録がないため、ほとんど想像で演じることの難しさもありましたが、それ故に史実やイメージに捉われず、物語に豊かさを与えるということだけを考えて取り組めたのはとても良い経験になりました」と振り返る。
さらに、「須賀さんは感情の組み合わせが複雑な女性なので、見てくださった方の想像力や経験などで見え方が変わってくると思います。皆さんそれぞれの受け取り方で、彼女の生き方から何かを感じてもらえたらいいなと楽しみにしています」とアピールした。