原田雅彦さんが解説!平昌五輪・スキージャンプ ラージヒル&男子団体の注目ポイントは?
個人ラージヒルでの手強いライバル・ストッフ
個人ラージヒルに出場する選手たちの前に立ちはだかるのがカミル・ストッフ(ポーランド)。「ソチ五輪でノーマル&ラージヒル2冠のポーランドのカミル・ストッフ選手。一時元気がなかったけれど五輪に合わせ調子を上げてきているのはさすが」と原田氏。
男子団体は成長著しい若手とベテランの融合がカギ!
19日に行われる男子団体も注目種目。葛西紀明、伊東大貴(いとうだいき)、竹内択(たけうちたく)、小林陵侑(こばやしりょうゆう)、小林潤志郎の5人から4人が出場する。原田氏は、「葛西選手に続き日本のエースに成長した小林(潤)選手はじめ、どの選手もメダルを狙える力があります。特に弟の小林(陵)選手は急成長、チームに勢いを与えていますので、彼が五輪の大舞台でどこまで飛べるかに期待です」と注目ポイントを解説。
目下のライバルはノルウェーだが「5~6か国が拮抗」
そんな日本団体のライバルと目されるのがノルウェーチームだ。ただし、原田氏が「ドイツ、オーストリアはじめノルウェーなど日本を含む5~6カ国がメダルを争うことになるでしょう。4人飛べばほぼ差がないほど力は拮抗しています」と警鐘を鳴らすなど、各国チームともにレベルアップしてきている。平昌の風を味方につけ、日の丸飛行隊、復権へ!