「西郷どん」鈴木亮平、奄美大島ロケで「不思議な力を感じています」
鈴木亮平主演で好評を博している大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00‐8:45ほか、NHK総合ほか)の奄美大島・ロケがスタート。主人公・西郷吉之助を演じる鈴木と、2番目の妻となる愛加那を演じる二階堂ふみが会見に応じた。
奄美大島は、幕府に追われる西郷が島送りになった土地。西郷は絶望の中で、愛加那と運命的に出会うことになる。
奄美大島でのロケについて鈴木は、「実際に西郷さんがいた地で、空気を感じながら撮影できるというのは、特別なものがあり、自然と西郷さんの当時の思いに近づいていっているような気がします。
天気にも島の不思議な見えない力を感じます。昨日も嵐の場面の撮影で突然土砂降りになったり、沖永良部島の牢獄の場面も嵐の設定でしたが、そこも本当に嵐になったり、旅立ちや出立の場面ではかならず“ピカーン”と晴れたり。島の力なのか、西郷さんからの自分と同じ思いを味わってくれという力なのか、不思議なものを感じながら撮影しています」とコメント。
また、二階堂演じる愛加那の印象を「今までの『西郷どん』には全く出てこなかったタイプ。女戦士みたいで、吉之助が初めて出会う男性に敬語を使わない女性です。愛加那の持つエネルギーと、二階堂さんの持つエネルギーが合わさってすごく魅力的な女性になっていると思いますし、この女性なら西郷さんを変えていっただろうなと思わせる愛加那像になっていますので、ぜひ二階堂さん演じる愛加那を楽しみにしていただければと思います」と表現した。
一方、二階堂は「奄美に来て島の方々とお話しをすることで、皆さんすごく愛加那さんを愛していらっしゃっるんだなということが分かりました」と語る。
そして、島流しにされた西郷の印象を「島に来たばかりの西郷さんは、悲しく、やさぐれていて、そんな姿を一視聴者として楽しみにしています」と打ち明けた。