――実際に今を生きている人物を演じる難しさはありましたか？
難しかったです。特に、現場にりくくんとお父さんと、友達がほぼ(毎日)来られていて(笑)、僕らが芝居をしている時に目があったりすると気まずいというか…(笑)。
でもりくくんも「自分がやってることを目の前でやられると、何かすごく緊張する」って言ってたんですけど、僕もすごく緊張しましたね(笑)。お父さんから「お互いに全然見た目とか、性格とか違うけど、本当に吉村くんで良かった」とおっしゃってもらえたのが、すごくうれしかったです。
――役作りは何かされましたか？
僕は地が暗いので、暗くならないように明るいキャラクターを心掛けましたね。これは俳優として間違っているのかもしれないんですけど、せっかく本人がいるので「これ、りくだったらどう思う？」って聞いたりして、本人からアドバイスをもらいましたね(笑)。
――今後、挑戦してみたいことはありますか？
“スポ根”作品とかやってみたいですね。例えば、アメフトやラグビーとか分かりやすい勝ちと負けがあるようなテーマの作品がいいですね。
僕は読書が好きで、人間の心の描写が分かる究極の愛とかサスペンスやミステリーがすごく大好きでよく観るんですけど、スポーツは得意じゃない(笑)。触れてもあまり続かなかった“汗をかいてみんなで一致団結すること”に挑戦してみたいですね。
――逆に、演者ではなく映像作品を撮ってみるならどんな作品を撮ってみたい？
映画を撮ってみたいし、尾崎豊さんとか好きなので誰かのミュージックビデオとか撮ってみたいし、脚本も書いてみたいですね！
映画だと、泣ける感じじゃない、例えばライオンと旅する少年といった動物と人の物語ですかね。東京とか都会は興味がなくて、ジャングルとか熱い熱帯雨林に行ってみたり（笑）。
――最後に見どころをお願いします。
大人になって忘れてたころの青春と、ラブストーリーもありますけど、僕は、ネット社会だからこそ、考えたことを形にしてみるのって意味はなくても大事だと思うんで、まず挑戦してみるというのが伝わったらいいと思います。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
2018年3月24日(土)夜0:00(金曜深夜)より7日間連続で配信開始※1話約10分～15分/全8話
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