伊集院静の傑作を、内野聖陽主演でドラマ化決定「琥珀の夢」
中川順平プロデューサーコメント
己の才覚とひたむきな努力、そして何よりも熱い情熱で、明治、大正、昭和を駆け抜け、それまで誰も成し得なかったことを実現した男の生涯。
伊集院静さんの『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』は、現代を生きる我々には想像もつかない、破格のスケールを持った人物が描かれています。
主演には、エネルギッシュで明朗快活、厳しさと優しさを兼ねた主人公像を体現するにはこの上ない最高のキャスト、内野聖陽さんをお迎えします。
激動の時代を生きた、一人の傑出した人物をドラマにするのは、プロデューサーとしても大きな挑戦ですが、“やってみなはれ”精神で臨みます。
いつの間にか小さくまとまって生きることに馴らされた今の日本の私たちにとって、勇気と元気のエールとなる、そんなドラマにしたいと考えています。ご期待下さい。
あらすじ
明治12年。大阪船場・釣鐘町の一角で、米穀問屋「鳴江商店」を営む父・義兵衛と母・ちよの次男として生まれた鳴江萬治郎(内野聖陽)。
13歳で薬種商を営む「小南理助商店」の丁稚奉公に出た萬治郎は、そこで洋酒と出会い、店主の理助とともに葡萄酒の開発に関わることになる。
数年後、20歳になった萬治郎は洋酒の商いを始めようと思い立ち、兄・千恵蔵から贈られた軍資金100円(現在の価値で100万円)を手に神戸へ向かう。
ふと、港に停泊する豪華で巨大な客船に目を止めた萬治郎。自分が商いをどう進めるべきか。それを探すためには、ハイカラが集まるこの船に乗らなければならない―――そう直感した彼は、思わず客船に乗り込む。そしてここでの出来事が、萬治郎の人生を大きく変えることに...。
2018年秋
テレビ東京系ほかで放送
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