斎藤工が二階堂ふみ&長谷川京子に振り回されっぱなし!?
自由奔放な直美に振り回される辻山だが、殺人事件の容疑者となってしまった元妻の幸子(長谷川京子)も放ってはおけない。
「辻山は多分、意識してモテようとしたらモテないタイプの男です。映画版で優作さんが演じた辻山は背丈が高いだけではなく、いろんな意味で“はみだして”いた。そういう余分にも見えるところが、女性にとってはたまらないんじゃないでしょうか。僕も二枚目の瞬間が極力ないように“抜け感”を意識しました」
辻山は普段の服装も地味め。それだけに直美の華やかなファッションが目を引く。斎藤も「二階堂さんの衣装はすごかった。毎回、現場に入ってくるときのランウェイ感がすごく楽しみでした」と振り返る。
「演者同士、二階堂さんとも化学反応が起き、僕は相手の演技を受けるキャッチャー役に徹しました。考えてみると、探偵は俳優に少し似ていると思います。いろんな依頼を受けて自己解釈でやるのかそれとも相手のニーズを優先するのか? そのさじ加減が特に。そうして自分の本性を消したり活かしたりしながら仕事をしていくのが、俳優という職業にすごく通じる。そんなことも考えさせられる刺激的な現場だったので、かつて映画版を見た人にはいくつかの場面の断片的な記憶があると思うんですが、僕たちも新たな『探偵物語』のピースを作り出せたんじゃないかと思います」
※辻山の“辻”は一点しんにょう
4月8日(日)夜9:00-11:05
テレビ朝日系で放送
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