「花晴れ」で杉咲花をイジメる今田美桜「監督から『もっともっと』と言われます」【花晴れ連載】
神尾葉子の人気漫画をドラマ化した「花のち晴れ~花男 Next Season~」(毎週火曜夜10:00-11:07TBS系)で英徳学園のC5メンバーの紅一点・真矢愛莉を演じている今田美桜。第3話までの放送では、かわいらしい見た目とは裏腹に、音(杉咲花)と晴(平野紫耀)の仲に嫉妬し、音が隠れ庶民であることを全校生徒に暴露したりと、意地悪モード全開の愛莉。演じている今田が愛莉役への思いやドラマ現場の裏側を明かしてくれた。
――愛莉の意地悪について、どう感じていますか?
台本を読んで、第1、2話の愛莉は怖いな~って思ってました。第3話、第4話(5/8火放送)は、もちろんいじわるな部分がエスカレートする話でもあるけれど、愛莉の晴への一途さや切なさが描かれているので、意地悪よりも切ないなっていう気持ちの方が大きかったですね。こんなに晴を思ってたんだって。本当に晴のことを大好きだからこそ、音に対して嫉妬心が出てしまって、「晴を取らないで」という気持ちなんですよね。そういう気持ちは、分かる気がします。女の子なら、分かるんじゃないかな。ただ、愛莉はその表し方がすごいですけどね(笑)。それだけ晴のことが好きだという裏返しだと思っています。
――そんな愛莉を演じるにあたって、監督からはどんなことを言われました?
監督には、愛莉はすごい怖いけど、ぶりっこなところがあるので、そこの差は180度変えたいと言われました。1シーンの中でも、怖い部分と、「ね、晴♪」みたいなかわいい部分。晴が答えてくれないとすごく不機嫌になったりとか、あからさまなので、180度、気分の波を変えるようにしています。監督からは「もっともっと」とよく言われます。「もっとか~」と思って、そこはすごく頑張らなくちゃと思っています。一番大変だったのは第2話のキューピット像を破壊するシーンで、海斗(濱田龍臣)を追い詰めるところですかね。ネクタイをつかんでつるし上げたんですけど、普段の生活ではもちろんやったことはないですし(笑)。私より海斗の方が大変だったと思うんですけど、そこはすごく印象的でした。