鈴木仁「どちらかというと奥手でした」
――ご自身と一茶で似ていると思うところはありますか?
性格とかは全然違いますね。こんなに明るくないですし、一茶みたいに(女性に)キャーキャー言われるようなキャラでもないので(笑)。
僕自身は高校でも女子とあまり交流がなかったですし、どちらかというと奥手でした。
でも、“C5”の5人でいる時の立ち位置は、一番一茶が僕に近いのかなと思います。
他のメンバーとはちょっと違う目線で物事を見ている感じが。僕も学生の頃、元気なグループにいたんですけど、盛り上がる時は盛り上がるけど、一歩引いたところでその様子を見守るというか。そういうところは似ているなと思います。
――劇中同様、キャストの皆さんも仲良さそうですが現場ではどんなことを話してるんでしょうか?
撮影の合間はわいわいとたわいない話をしています。話題は平野くんがポンポンと持ってきてくれてすごく盛り上がってますね。
平野くんはC5のリーダーで、実際に現場でも皆をまとめてくれます。
僕は人見知りで自分から声をかけるのが少し苦手だったんですけど、平野くんが雰囲気作りをしてくれていたので、最初の方から皆と気軽に話すことが出来ました。すごく助かりました。
――これまでの撮影で印象的なシーンは?
やっぱり華道ショーですね。あんなにキャーキャー言われることないので(笑)。
1話の生け花のシーンを撮影したときは、扱う花が大きくて、茎を切るのも花を投げ入れるのも難しかったですし、最初ということもありあの黄色い声とスケールの大きさにすごく驚きました。
(今日放送の)5話でも生け花のシーンがあるんですが、慣れたわけではないけど最初よりはやりやすかったですね。
生け花は年明けから何度か、先生に教えていただいたんですけど、思ったところにうまく刺さらなくて、花が倒れちゃったりするのが大変で。すごく緻密にやらないといけないので苦労しましたね。
あと、姿勢が元々悪いので、そういうところは撮影中意識しています。先生から最初に教えていただいたのもやはり姿勢のことでした。
――今後ドラマの中で期待してることはありますか?
一茶が音と晴、天馬、メグリンたちの恋愛を動かしていけるような存在になれたらいいなと思います。
1話で晴が音を好きになるきっかけ、恋愛バトルが始まるきっかけを作ったのは一茶の発言だったので。
無理やり割り込むわけでもなく、さらっと言葉で皆の心を動かせるような、背中を押せる存在でありたいです。
――「MEN’S NON-NO」(集英社)の専属モデルとしても活躍されてますが、近年ドラマにも出演されて、今後の目標はありますか?
初めてドラマ出演した「リバース」(2017年、TBS系)から今回で2度目なんですけど、少しオーバーにやらないと伝わらないと思うことがあるので、そこをもっと磨いていきたいです。
今後もモデルと俳優を両立して、それぞれで活躍できるよう頑張りたいです。
――ありがとうございました。では最後に、5話の一茶の見どころを教えてください。
なんといっても華道ショーです! しっかりと演出していただいていて、僕も放送が楽しみです。
会場自体の熱気もすごかったのでぜひ見てほしいです。