「映画天国LGBT映画祭」が再び開催! 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」ら3作品が放送決定
6月4日(月)放送 「人生はビギナーズ」(2010年、アメリカ)
奥手な38歳の独身男性が主人公。母が亡くなってから5年が経ったある日、彼は年老いた父から突然自分がゲイであると告白される。同時にさまざまな人生の楽しみを探し求め、若い恋人とも出会い、ゲイの友人たちに囲まれて過ごすように…。主演はユアン・マクレガー。年老いた父親役を演じたクリストファー・プラマーが、本作でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
6月11日(月)放送 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(2001年、アメリカ)
1997年よりオフブロードウェイで上演、大ヒットした舞台の映画化作品。ロングランとなった舞台の楽曲の権利をマドンナが手に入れようとしたことでも有名。共産主義下の東ドイツで生まれたトランスジェンダーのロックシンガーが、愛を探し求める物語。サンダンス映画祭観客賞受賞ほか、数々の映画賞を受賞。
6月18日(月)放送 「チョコレートドーナツ」(2012年、アメリカ)
1970年代アメリカであった実際の出来事をもとに製作された感動作。母親に育児放棄されたダウン症の青年を、ゲイのカップルが里親として家族のように愛情をもって一緒に過ごそうとするが…。全米の映画祭で観客賞を総ナメにした話題作。日本では2014年に公開され、小規模公開でスタートするも、口コミで評判が広がり大ヒットを記録した。
「映画天国」谷生プロデューサーコメント
谷生プロデューサーは、「昨年『映画天国LGBT映画祭』を開催したことを受けて、いろいろな方々から前向きな反応を頂きました。とりわけ、LGBTをテーマとした良質な映画を連続放送したことについて大きな反響があったことが、映画枠を預かる者として、大変光栄に思いました。
今年も、LGBTをテーマに含む素晴らしい3作品をお届けできることになりました。いずれも、世界の映画祭などで多くの賞を受賞した良作揃いです。LGBT当事者の方はもちろん、映画ファンの方々や、LGBTになじみのない方々にもきっとお楽しみいただける映画だと確信しています。
良質な映画との出会いの機会をご提供することも、深夜の映画枠の重要なミッションだと考えており、今回の『映画天国LGBT映画祭』がそうした場になることを心から願っています」と、視聴者へメッセージを寄せた。
毎週月曜夜1:59-3:59
日本テレビにて放送中(関東ローカル)