岩田剛典 役者として開花した濃密な4年間
主演ということもあり、今作は「思っていた以上にセリフ量が多くて」と苦笑しながらも、「だからこそ、やりがいがある」と目をキラキラ輝かせた。
「どの作品でもセリフを覚えるのは毎回しんどい作業ではあるけれど、黙々とやるしかない。まず僕はホン(台本)から離れるというのが第一関門。現場に入るまでずっと読んできた台本を、撮影の中でキャラクターに昇華していきます。撮影が進む中でキャラクターへの理解がどんどん深まっていくし、共演者さんのお芝居を間近で見たり、どういう感じで来るのかを想定しながら、ひたすら練習をする。自分から提案した芝居がちゃんとできるようになってきましたし、僕が撮影現場でやったことを受けて脚本家の方が『インスピレーションをもらいました』と言ってくださったり…。皆さんと一緒に“宇海直哉”を作ってる感がすごくあります」
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