“事実上の決勝戦”フランス＆ベルギー、決勝へ進むのは!?【7月10日(火)のワールドカップ中継】
欧州屈指のタレント軍団同士が対決
【準決勝】｢フランス(C組1位)vsベルギー(G組1位)｣(夜2:45-朝5:00、NHK総合/キックオフは夜3:00、延長の場合あり)
6月に開幕したワールドカップも7月10日(火)の時点で残り4試合。ついにベスト4が出そろった。
今回勝ち残った4強は、すべてヨーロッパ勢。中でも、欧州屈指のタレントを揃えるフランスとベルギーの対戦に注目が集まっている。
優勝候補の一角としてロシアに乗り込んだフランスは、試合ごとにチームの成熟度が増していき、安定した強さを発揮、勝ち星を積み重ねた。
中心となるのは、GKロリス、DFヴァラン、ウムディティ、MFカンテ、FWグリーズマンとジルーの強固なセンターライン。そこに、今大会で大ブレイクを果たしたヤングスター、MFエムバペが攻撃面で違いを作り出す…。
ベスト8のウルグアイ戦ではここまで調子の上がらなかったポグバもキレのある動きを見せており、まさに磐石の態勢で準決勝に挑む。
対するベルギーも圧倒的な個の力に、マルティネス監督の戦術がフィットしてきている。FWルカク、E・アザール、MFデブライネ、GKクルトワらワールドクラスのタレントに注目が行きがちだが、日本戦でもゴールを決めたフェライニら監督の戦術変更に応えることができる選手が好調を維持しているのも大きい。
一つ懸念があるとすれば、右サイドを精力的に駆け上がるウイングバック・ムニエが警告累積で出場できないこと。
ブラジル戦では下がり気味に位置し、4バック気味でプレーし相手を押さえるなど、まさにベルギー躍進の「陰のキーマン」。ムニエの穴を埋めることができるかどうかが、ベルギー勝利のカギになりそうだ。
20年ぶりの優勝を目指すフランスか、初優勝を目指すベルギーか。「事実上の決勝戦」とも評される世紀の一戦から目が話せない。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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