滑舌問題に苦労した
――声優は初挑戦でしたが、実際の演技とアフレコとの違いは感じましたか?
ものすごく感じました。普段のお芝居なら、セリフのタイミングを自分でもある程度は決められるけど、アニメの現場ではそれが細かく決められているので、それに合わせるのがすごく大変で。あとは滑舌問題(笑)。すごく苦労しましたね。
――今回、演じるアオヤマ君は小学4年生の男子。演じるに当たってご準備されたことや、石田祐康監督から受けたアドバイスは?
監督からはキャラクターに対して、「北さんの中で、アオヤマ君を完璧に作ってから来てください」と言われていましたので、自分で原作や台本を読みこんで、考えたことが大きかったと思います。
あと、アオヤマ君は小4の設定なんですけど、「小6をイメージして喋ってください」って言われていたので、少し大人っぽい感じの喋り方を意識しました。
アフレコ中は、「こうしてほしい」というような要望はほとんどなくて、「こうしたいんだけどどう思う?」と意見を求められて、一緒に考えることができたので、あまりアドバイスのようなものはなかったですね。
一度やってみて、「それもいいんだけど、ちょっとこれもやってみてくれる?」という形で、良かった方を使うという感じでした。
――北さんが考えるアオヤマ君とはどういった男の子ですか? 魅力を教えてください。
私が思うアオヤマ君のかわいさって、ふと垣間見える子供っぽさだと思います。普段は真面目なんだけど、時折見せる子供っぽさに、ものすごく良いギャップを感じられる子だなぁって。
あと、お姉さんのことを好きなのはすごく伝わるけど、実際はもっと大好きで、本当は甘えたいんだろうなって思います。
――そんなアオヤマ君との共通点や、共感できるところはありますか?
好きなことに対して、すごくハマっちゃうところは、似ていますね。例えば、私は中学の時からずっとゴールデンボンバーさんが本当に大好きで、青春を捧げたといってもいいくらいなんです。
「ビジュアル系なのにこんな歌を作るんだ」ってギャップにハマっちゃって。歌に勇気づけられたり、受験もそれで頑張れたり、友達関係もこれでこうしようとか思ったり。すごく影響を受けましたね。
あと、私にも憧れのお姉さんがいたんです。そういう部分も似ていて、共感できるところが多かったと思います。
8月17日(金)公開
【公式サイト】http://penguin-highway.com/
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