二宮和也「僕、もともと顔色が」と自虐…木村拓哉は“モノマネ”を褒められタジタジ!
一方、二宮について原田監督は「取り調べのシーン、彼だったらこれくらいできるかなと思ってリハはキレる寸前で止めて本番に臨んだんですが、本番は僕が思っていた2、3倍の勢いでキレてくれて、『すげえな!』と。『あと何回かやってもらいたいんだけど大丈夫?声出る?』って聞いたら『大丈夫ですよ、何回でもできますよ』って、2~3回やったらアドリブも出てきて」と、スイッチが入った二宮の演技を称賛。
二宮は「全然覚えてないんです」ととぼけつつ、中盤に向けてテンションが上がっていく役柄を演じるにあたり「どんどん体調が良くなっていくようにと思っていたんですが、僕、もともと顔色がよくないので(笑)。通年で日に当たらないから顔色が良くない。だから、踏み出したときにより思いが強くなっていくことは考えていたと思います」と冗談交じりに演技を振り返った。
原田監督「ギトギトの悪党の木村さんが見たい」
木村、二宮ともう一本映画を作るとしたら?の質問に、原田監督は自身の代表作「KAMIKAZE TAXI」(1995年)のリメークを希望。「主役をちょっと変えて、(悪役の)亜仁丸を木村さんがやり、ニノを追い回す。ギトギトの悪党の木村さんを見てみたい」と構想を語った。このアイデアに木村は「ギットギトにいきたいですね」、二宮も「今回が最初で最後と思ってやっていたので、声をかけていただいてうれしいです」と笑顔を見せていた。