「万引き家族」で大注目の城桧吏、「西郷どん」で大河ドラマ初出演
カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した映画「万引き家族」で注目を集めた城桧吏が、大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に出演することが発表された。城は、主人公の西郷吉之助(鈴木亮平)の長子・菊次郎を演じる。
大河初出演について城は、「いつか時代劇に出演したいと思っていたので、今回出演が決まってとても嬉しかったです」と喜びのコメント。さらに、「初めての時代劇と、薩摩ことばと奄美ことば(2カ所の言葉)を話す役なので難しいことがたくさんありましたが、皆さんが優しく接して下さるのでリラックスして撮影に参加しています。明治時代を生きた西郷菊次郎さんになりきって頑張りますので、ぜひみなさんに観ていただきたいです!」と意気込んでいる。
城が演じる菊次郎は、大島龍郷に育ち9歳のとき薩摩の西郷家に引き取られた。12歳で米国に留学、17歳で西南戦争に従軍するも負傷によって、右足の膝下を失い投降する。戦後は、外務省に入り「日清戦争」後は台湾の支庁長(4 年半)に就任。帰国後、京都市長となった人物。城は、菊次郎の9歳から12歳を演じる。