【a-nation2018】熱狂のパフォーマンスが続々!! 三浦大知、EXO、浜崎あゆみら豪華アーティストが集結した最終日をレポート
今年で17回目の開催となる国内最大級の夏フェス、a-nation。今年は規模を拡大して、長崎、大阪、東京の3都市5公演で開催された(三重は台風の影響により中止)。各地で熱狂を呼んだステージのファイナルとなる東京公演、8月26日(日)の味の素スタジアムには、EXO、倖田來未、Da-iCE、TRF、Dream Ami、三浦大知、Red Velvet、浜崎あゆみらが登場し、2018年の夏を盛り上げた。
Da-iCE
5人組のダンス＆ボーカルグループ・Da-iCE 。8月8日(水)に4thアルバム「BET」を発売し、5周年イヤーに突入した彼らのパフォーマンスはキレも迫力もパワーアップ。夏にぴったりの鮮やかなカラーの衣装で多くの楽曲を展開し、会場のテンションもアゲアゲに。彼らが得意とする爽やかなナンバーだけではなく、幅広いテイストの楽曲を歌い踊るメンバーの姿は、5周年を経た彼らの“新章”を感じさせてくれる。「パラダイブ」では、メインステージから、メンバーが左右に散らばりタオルを振り回すなどノリノリ。客席もメンバーの動きに合わせてうちわを振り、会場に一体感が生まれていた。広いステージを目いっぱい使いながらしなやかな動きで観客を魅了し、5人の息が合ったパフォーマンスを繰り広げた。
Dream Ami
ヘアスタイル、衣装共にピンクをアクセントにしたかわいらしい姿で登場したDream Ami。赤のスポットライトを浴びながら、ディズニーの大ヒット映画「ズートピア」の主題歌である「トライ・エヴリシング」を熱唱。「oh oh oh ～」の部分は客席も一緒に声を合わせ、会場にハッピーな時間が流れ出す。続けて披露したのは「Follow Me -Dream Ami version」。既存の曲とは違うロックテイストなナンバーに仕上げ、新しいアレンジを加えていた。初のギターの弾き語りに緊張しながらも観客の温かい声援にほっと胸をなで下ろすシーンも。「みんなと一緒に最高の夏の思い出を作りたい！」と笑顔で話しながら手拍子を煽ったり、コール部分は客席から自然に掛け声が上がるなど、彼女が生み出す柔らかいムードが終始会場に溢れていた。
三浦大知
ステージに三浦大知の姿が見えると、客席からは大歓声が上がる。この時点でアリーナはすでに満員状態。モノトーンのシックな装いで決めた三浦は、伸びのある美しい歌声とキレのあるダンスパフォーマンスで会場を沸かせる。「これまでのライブも見ていたんですけど、全て素晴らしくて。歌ってすごいなと。音楽はいつも時代を超える。やっぱり音楽があればa-nationで1つになれる。音楽で全てのジャンルや垣根を越えていけたらいいな」と熱く語った。アップナンバーな「DIVE!」では、客席にクラップを煽ると、会場が一面サイリウムの青色に。キラキラと美しく輝く光景に思わず三浦も「最高です！」と声を上げた。“自分らしくあれ”というメッセージを込めた新曲「Be Myself」では、コールアンドレスポンスで盛り上げながら、ステージを後にした。
Red Velvet
昨年に続き2度目の出演となったRed Velvet。爽やかな白シャツにトリコロールカラーのショートボトムで登場し、1曲目の「Red Flavor」から愛らしいビジュアルをたっぷりとアピール。「みんなで楽しめる曲を準備しましたので、最後まで一緒に楽しんでくださいね～？」(スルギ)と、メンバーのキュートな呼びかけに会場は歓声に包まれる。日本での最新曲「#Cookie Jar」では、手で#(ハッシュタグ)を作るようなかわいらしいダンスを会場にいる女性たちがまねして踊る場面も多く見られた。キャッチーな楽曲と洗練されたパフォーマンスを続々と披露し、会場のテンションも最高潮に。ハツラツとしたエネルギッシュな彼女たちのステージが、現場の熱気をより高めた。
倖田來未
特効と共に金×黒のブラトップとブラックのパンツでド派手に姿を現したのは倖田來未。「a-nation東京―!!!」と叫びながら、これでもかとアッパーな曲を畳み掛け、ダンスでもキメまくる。今年2月には「AND」、8月には最新アルバム「DNA」の2枚のアルバムを発売した倖田は、最新モードのステージを展開。「あかん、そんなんじゃあかんで。私はもっといきたいわけ、もっと!!」と、笑顔をはじけさせながら会場のボルテージを上げていく。60'sのギターサウンドを大胆に取り入れたサマーチューン「LIT」では、曲中に札束をばらまく予想外の演出に会場は大熱狂。ラストの「Poppin love cocktail feat. TEEDA」に突入するとタオルを振り回しながらステージ全体を駆け抜け、堂々たるステージングで観客を魅了した。
EXO
'15年、昨年に続き3度目の登場となったEXO。メンバーがステージに姿を見せると、この日一番であろう大歓声に包まれた。夏らしい柄シャツに細身のパンツをさらりと着こなした彼らは、人気曲を立て続けに披露。この日初となる日本語曲「Coming Over」のイントロが会場に流れると、会場のボルテージはMAXに。彼らの人気は凄まじく、メンバーがカメラに抜かれるたび、その一挙手一投足に会場中から圧倒的な声援が上がっていた。「この時期になると、ファンの皆さんとの思い出がたくさんあるので幸せです！」(チャンヨル)とメンバーそれぞれが感謝の気持ちを伝えながら日本語であいさつする場面も。今年リリースされた初の日本オリジナルアルバム「COUNTDOWN」のリード曲「Electric Kiss」では息のあったフォーメーションダンスで会場を魅了し、迫力のステージを展開した。
TRF
17回連続出演の“皆勤賞”となるTRF。「a-nationといえばTRFを見なきゃ終われない！」という観客の期待が高まる中、満を持しての登場となった。YU-KIが「25周年を迎えることができました。本当にありがとう！」と笑顔で言葉を紡ぐ場面では、彼らが常にトップで活躍してきた歴史の重みが感じられた。「Overnight Sensation～時代はあなたに委ねてる～～CRAZY GONNA CRAZY」では、客席により近い中央のステージに移動。「BOY MEETS GIRL」の間奏では、ETSU、CHIHARUが圧巻のソロパフォーマンスを見せつける。25年間の感謝の気持ちを、今もなお進化し続けるパフォーマンスで観客に伝え、会場が一体となってスタジアムを揺らした。誰もが知っている楽曲が豊富である彼らだからこそできる貫禄のライブを披露した。
浜崎あゆみ
今年で通算15度目のヘッドライナーを務める彼女は、総勢47人の女性ダンサーを引き連れて「W」からステージをスタート。ラメが輝くゴージャスなブラックスタイルに身を包みパワフルな歌声を響かせる。「INSPIRE」で、上半身裸の男性ダンサーとなまめかしい絡みを見せつけた後には、水色の爽やかな衣装に着替え、「Summer Love」でフロートに乗り込み会場をぐるり。その後も、宇多田ヒカルの楽曲「Movin' on without you」のカバーや夏の定番曲「BLUE BIRD」といったアップテンポな楽曲が続く。「a-nation最終日、本日この曲が最後になります」という言葉に導かれ「July 1st」に。最後の最後までステージ上を左右に走り回り、興奮冷めやらぬまま平成最後のa-nationのステージを締めくくった。
計18万8000人を動員した今回のa-nation。26日は猛暑のため、東京公演で初めてタイムテーブルが事前に発表されるなど、イレギュラーな展開も見せたが、華やかなアーティストたちが夏の暑さを吹き飛ばすほど圧巻のステージを見せてくれた。
CS放送のMUSIC ON! TV（エムオン!）では、8月18日(土)、19日(日)の大阪公演、8月25日(土)、26日(日)の東京公演の模様を、各日2時間ずつ合計8時間のボリュームで10月27日(土)、28日(日)にTV最速放送。第一線で活躍するアーティストたちのステージをぜひ堪能して欲しい。(※オンエア曲は未定)
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
＜大阪DAY1＞ 10月27日(土)夜8:00‐夜10:00
＜大阪DAY2＞ 10月27日(土)夜10:00‐深夜0:00
＜東京DAY1＞ 10月28日(日)夜8:00‐夜10:00
＜東京DAY2＞ 10月28日(日)夜10:00‐深夜0:00
CS MUSIC ON! TV（エムオン!）で放送
