内村光良も絶賛! 堤真一と“ド迫力”殺陣シーンに挑んだ伊藤健太郎「正直できないと思いました」
内村の殺陣は「ドッタンバッタンしています」
長期間の撮影で作り込まれた同作は、ワイヤーアクションやCGが駆使された派手な殺陣も見どころの一つ。
内村は、自身のアクションについて「現役を引退して10年たったという体力の衰えをいかに表現するかを意識していました。僕の殺陣はドッタンバッタンしています」と演技のポイントを語る。
殺陣の経験はあまりなかったという中川は、「僕以外の方々は皆さん忍者なんですけど、僕だけは『忍者にただ憧れている』という役なんです。だから、技術より気持ちで戦う、思いだけは強いという設定で殺陣をつけていただきました。とにかく勢いでやりました」と感想を。
堤との迫力ある対決シーンに挑んだ伊藤は「最初のアクション練習の時は、正直『できない』と思いました。テクニックも量もすごくて、相当頑張らないとまずいなという印象でした。でも、なるべく美しく見せたいという思いもあったので、指導していただいたアクションに刀を回すしぐさを加えたりしました」と明かす。
そんな伊藤のアクションを、内村は「僕のとは全然違う。堤さんと健太郎くんは殺陣がすごく格好良いなと思いながら見てました」と絶賛した。
1シーンのみの出演でも、思いは強い
登場シーンが少なめな、瓦版屋の下衆屋西之丞役の田中、大奥の女・黄金の方役のじろう、飛脚役の長谷川忍だが、口をそろえて「僕が物語の鍵を握っている」と主張。
田中は「1シーンのみの撮影でしたが、作品に貢献しようと思って演じたので! 時間の問題じゃないんです! その気持ちが画面に出ていると思います」と熱弁する。
さらに、じろうも「ムロさんとのアクションシーンは、自分の中で入念にシュミレーションして、ジムにも通いましたし、見ていただきたいですね」と真剣に言い、相方・長谷川も「僕は役名がないという、非常に難しい役です。田中さんのシーンも重要ですが、僕がもし出ていなかったら、右左エ門はどうなっていたか…迫真の演技になってます」とコメント。
すると、時間の都合で長谷川の言葉で会見が締めくくられることになってしまい、ムロが「いやいや、永野芽郁ちゃんたちの話をしないと! 座長!」と、内村にマイクを渡す。
最後は内村が「永野芽郁ちゃんは、時代物の衣装もすごく似合ってました。まだ19歳になったばかりということで、肌ツヤもすごく良くて、俺の顔死んでるなって…(笑)。老けたな~って思いました。本当にかわいくて、花を添えてくれました。
僕と同い年の薬師丸ひろ子さんも出てくださって、スクリーンの世界に生きている人なので、共演できて本当にうれしかったです。でも1番おいしい思いをしたのは古田さんなんじゃないかな(笑)」と会場を笑いに包んだ。