鈴木亮平、西郷と生きた1年がついに終幕「さらに超えるものを作っていきたい」渡辺謙、西田敏行からもエール
鈴木亮平が主演を務める大河ドラマ「西郷どん」(夜8:00-9:00ほか、NHK総合ほか)が、ついに12月16日(日)に最終回を迎える。
西郷隆盛(鈴木亮平)は、「西南戦争」で生き残った兵士と共に包囲網を突破し、薩摩の城山に到達する。一方、大久保利通(瑛太)は、内国勧業博覧会の準備にまい進していた。大久保は、西郷軍に「降伏すれば西郷の命を助ける」と指令を出すが、その申し出を西郷は拒否する。
いよいよ、西郷の最後の戦いが描かれる最終回。1年以上西郷という役を“生きた”鈴木が心境を明かした。
「西郷どん」をさらに超えるものを今後作っていきたい
2017年7月5日にクランクインし、2018年11月26日にクランクアップを迎えた鈴木は、「長い撮影期間の中で、本当にその人間を生きることができる作品は、大河ドラマ以外にはないと思います。
特に西南戦争のシーンでは『これ、神様が見て許してくれるのかな』と思うくらい壮絶でしたが、一人の人生をここまで時間をかけて追体験できたことは貴重な体験でしたし、とても幸せな時間でした。そして、人が生きること、何十年もかけて人生を全うすることはすごいことだと、あらためて感じました」と感慨深げに思いを語る。
そして、「『この人間の人生を本当に生きている』という感覚を大切にしながら、これからのすべての作品に向き合っていきたいです。『西郷どん』をさらに超えるものを今後作っていきたいと思いましたし、『西郷どん』がこれからのひとつの指針になりました」と本作での経験に感謝した。