さようなら、桜乙女…“おばさんデカ”市原悦子さん追悼放送が決定
あらすじ
元刑事・桜乙女(市原さん)は、近所に住む気難しい老人・荻野憲治(麿赤兒)から、妻がある会社にだまされて貯金を奪われ、自殺を図ったと聞く。
乙女は、現在玉川東署刑事課係長である元後輩の刑事・米田三郎(布川)を通じ、その会社が「トップ信販」であることを特定。
夫・雅樹(蛭子)との会話も上の空のまま、荻野家を訪れた乙女。腹部から鮮血を出して倒れている荻野を発見し、そして乙女自身も背後から現れた謎の男(佐藤B作)に襲われて気を失ってしまう。
翌朝、警察により、荻野の遺体とそばに倒れている乙女が発見される。現場に落ちていた凶器のナイフから乙女の指紋が検出され、刑事課長の牧村敏明(きたろう)に疑われた乙女は逮捕・送検され、裁判で有罪の判決を受ける。
それから4年。長年の仲間である元刑事・工藤栄作(石橋)と米田が待ち受ける中、女子刑務所から出てくる乙女。乙女はそのまま「トップ信販」営業担当の桧山良樹という人物を探す。
そして乙女は桧山の自宅で、腹部から血を流して死んでいる桧山と妻の香織の姿を発見。風呂場に隠れていた8歳の息子・桧山光太郎を見つけ出した乙女は、「トップ信販」の追手を交わして一緒に逃げる。