いだてん を読み解くキャスト&スタッフ「10(てん)の噺」
2人の主人公がバトンをつなぐ異色大河の見どころをキャスト&スタッフが詳解! まずはこれまでのストーリーとこれからのストーリーから。
これまでのストーリー
1891年、熊本の山深い集落に生まれた金栗四三(中村勘九郎)は、幼いころはひ弱な少年だった。しかし、学校まで往復12㎞を走る“いだてん通学”で虚弱体質を克服。軍人に憧れて海軍兵学校を受験するも不合格になった四三は、親友・美川(勝地涼)と共に、嘉納治五郎(役所広司)が校長を務める東京高等師範学校へと進学する。東京でも“いだてん通学”を続けていた四三は、ある日、三島弥彦(生田斗真)ら「天狗倶楽部」による奇妙な運動会を目撃。初めてマラソンの存在を知る。
これからのストーリー
東京高師恒例のマラソン大会に出場した四三は、スタートで失敗するも3位になる。表彰式で憧れの嘉納に声を掛けられて奮起した四三は、マラソンで勝つためのさまざまな挑戦を始める。その中で四三は、黒坂(ピエール瀧)が店主を務める足袋店を訪れる。(1/27[日]放送・第4話)。1911年、羽田競技場でオリンピックへの参加選手を決める競技会が開催される。健脚の出場者に刺激を受けた弥彦は、急きょ短距離走に参戦。一方、四三は約40㎞という未体験の長さのマラソンに挑む。(2/3[日]放送・第5話)