<橋本環奈ハタチの誕生日>「周りの予想を覆していきたい」20代の決意語る!10代最後の主演作『1ページの恋』への思いも
「何に関してもずっと手探り」
――「すごいフラットで悩むことがない」とのことですが、では何事に関しても基本的にはすぐ決められる方ですか?
意外とそうなんです。優柔不断な部分はあるんですが、優柔不断と潔く決めるって、私は別だと思っていて。
決めるまでの過程で悩みはするんですけど、一回決めたら多分変わらない。そこから迷うことはなくて、一つ決めたらこうっていう感じです。良くも悪くもってところもありますけどね。
――今までの人生で、一番の決断というと?
この仕事一本に絞ろうと、18歳の時に上京したことですね。
中学3年の時に1枚の写真で話題に取り上げていただいて、東京の高校への進学を薦められたんですけど。そのときは、今東京に行くべきではないなと思ったんです。
大学は行かないつもりだったので、高校3年間は勉強したいと思い、慣れ親しんだ福岡の学校に進学しました。そしてその3年後、社会人として働こうと上京を決めました。
どうなるかわからない状況の中でしたが、一回しかない人生なので、好きなことをやりたかったんです。
――今作では“運命の恋”が描かれますが、橋本さんが今、運命を感じているものは?
やっぱりお仕事ですね。このお仕事って、何かを学べば必ず何かが身につくものでもないし、何に関してもずっと手探りなんです。ドラマもバラエティも、その場その場で全部違います。
でも、分からないっていう状況で難しいからこそ、自分に合ってるのかなと思っていて。
私は飽きっぽいんですが、熱心になると前が見えないというか、逆に見えすぎるぐらい、熱中しちゃうんです。常に新しい発見があったり、学べたりすることはすごく嬉しいので、今のお仕事は運命かなって思っています。
――2月3日で20歳になりますが、橋本さんにとってデビューしてからの10代はどんな年月でしたか?
たくさんのことがあって、目まぐるしくて、濃かったですね。でも、皆さんそうなんじゃないかなと思うんです。
どんな風に生きていたとしても、振り返ると、10代ってこれやってて良かったっていうような面白いことがたくさんあるんじゃないかな。
その点、私は誰でもが経験できないことをやらせていただいたと思います。ありがたいですけど、今考えても不思議でならないですね。
――上京されてからは、福田雄一さんの作品をはじめ、様々な作品にご出演されていましたが、振り返るといかがですか?
福田さんの作品には、一昨年、去年と多く出演させていただきました。
(2017年映画「銀魂」「斉木楠雄のΨ難」、2018年映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」、日本テレビ系連続ドラマ「今日から俺は!!」)
そう考えると、ずっとめまぐるしいけど、この2年は特に濃かったし、去年は10代最後に、いい1年を駆け抜けられたと思います。
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