手軽さ、コスト、パフォーマンス、使いやすさ… 「録画テレビREAL」と「通常のテレビ」を比べてみた
「コストパフォーマンス」で比べてみた
「REAL 4K」には、Ultra HD ブルーレイ再生対応のブルーレイレコーダーとハードディスクが内蔵されているが、「通常のテレビ」で録画やブルーレイを楽しむためには、それらを別に買わなくてはいけない。また話題の4K放送を視聴したいなら、さらに4Kチューナーを買う必要がある。
では、別々に買う場合と比べて、「REAL」はどのくらいお得なのか。ここではブルーレイレコーダー・ハードディスク・4Kチューナー内蔵の「REAL 4K」と「通常のテレビ」を、コストパフォーマンスの面から比べてみよう。
上位モデル「REAL 4K」には2TBもの大容量ハードディスクが内蔵されている。新4K衛星放送ならば最大約126時間、ハイビジョン放送ならなんと最大約2160時間も録画可能だ。録画した番組はブルーレイやDVDにダビングすることもできる。(※1)
では、実際にどれくらいの金額になるのか、大手電機量販店での実勢価格を参考にして見てみよう。「REAL 4K(40インチ)」の価格は、およそ20万円程度だ。ところが同じ画面サイズ・容量・機能を持つテレビ・Ultra HD ブルーレイ再生対応ブルーレイレコーダー・ハードディスク・4Kチューナーをすべて買い揃えるとなると、「REAL 4K(40インチ)」の価格を超えてしまうことも。
新生活がはじまり、お財布の中身が厳しい人たちにとって、「REAL 4K」はコストパフォーマンスに優れたありがたい存在なのだ。
(※1)新4K衛星放送をダビングする時はハイビジョン画質に変更する必要があります
「スペース」で比べてみた
「REAL」は、本体に録画や書き出しに必要な周辺機器が内蔵されているので、配線がスッキリしている。スペースをとらないうえに、リモコンで画面の向きを変えることができるオートターン機能も搭載されているので、見る場所を選ばないのも魅力の1つだ。
オートターン機能のおかげで、一度置く位置を決めたら、そこから動かす必要のない「REAL」だが、ブルーレイレコーダーが内蔵されている分、一般的な薄型テレビよりも厚みがある。とはいえ、テレビ台には問題なく置けるので、この点については「通常のテレビ」と差はないといえるだろう。
むしろここで注目したいのは、「REAL」はテレビの置き場所を確保するだけでOKという点だ。「通常のテレビ」のように、何かと置き場所に困るブルーレイレコーダーやハードディスクの置き場所を考える必要もない。テレビ台の空いたスペースも有効に活用できるので、家具のレイアウトも選択肢が増えるはずだ。
何かとモノが増えてしまいがちな新生活にはありがたいテレビといえるだろう。