(ピカルの定理前半インタビューPART1より続く)
ピース、モンスターエンジンの仲の良さをうかがえるインタビュー前半から後半は、「ピカルの定理」やコントへの思い、今後の意気込みを聞いた。
――この間、「キングオブコント2010」で優勝を争ったキングオブコメディさんとコントで共演しましたが?
綾部「いろいろありましたけどね…早くもコントで一緒にやるかってね(笑)。王者ですからね、優勝はキンコメさんですからね(笑)。まぁでも、昔から知ってるんで、全然そんな…全然楽しくやりましたよ!」
――自分たちのネタをほかの芸人を交えてやっていますが、どうですか?
綾部「また違った色が出ていいなって思いました。見え方も違うし。今までの雰囲気を壊さない感じもありつつ、新しい感じも。同じものっていうよりは、何かプラスアルファでね」
又吉「そうですね。より楽しくな感じはしますね」
――これからやってみたいコントは?
又吉「大きな仕掛けのやつやってみたいですね。飛んだり…モンスターエンジンが下のほうでボケてて、おれがスカイダイビングで長い時間かけてツッコミに行くみたいな」
西森「それ、面白いですね! お前がおかしいがな。みたいな(笑)」
又吉「ちゃんとそこに着地せなダメですね。だいぶ流されてたらね」
西森「だいぶ流されても面白いですね。拡声器とか使って向こうの方からとか?(笑)」
西森「僕はブーツのネタを。今度までに考えておきます(笑)」
――トークゲストの方々の印象はどうでした?
又吉「すごいステキな、かっこいい方々で。高田延彦さんのときは、芸人としての反省点なんですが、ちょっとガチでビビってしまって…質問1つするのも緊張して。西森くんがボケてるの見て、『えーなー』って思いました。『おー、行った、行った』って気分でした(笑)」
西森「でも、威圧感があったんで、ちょっと怖い瞬間ありましたね(笑)」
又吉「独特の間がね」
大林「でも、めっちゃ顔ちっさい。スタイル抜群」
又吉「おしゃれやしね」
――番組に来てほしいゲストはいますか?
西森「エディ・マーフィ」
又吉「それは演者全員一致です(笑)」
西森「『スタンドアップ・コメディー』みたいな枠で30秒くらいしか時間与えないですが」
又吉「30秒でも結果残すと思うんです(笑)」
大林「んー、トム・ハンクスとは? イチロー選手とか?」
又吉「えーな。ヴェルディ全盛期の都並(敏史)選手が来て、みんながちょっと困ってるみたいな。確かにすごいけど、おれは好きだから平気ですけど、みんなが相当困るみたいな(笑)。都並来たら、おれ目立てそうやね!」
綾部「仲村トオルさんと清水宏次朗さんですね。『ビー・バップ・ハイスクール』って映画にとにかく、ハマって! ポスターとか買ったりしたのが唯一、『ビー・バップ』で。いつになっても抜けなくて、いまだに映画見てますし、俗にいうアイドル、スターっていうのがトオルくんとヒロシくんで。まだ、お会いしたことはないんで、それこそ、来ていただいてヤンキーコントとかできたらたまらないですよ(笑)」
――番組テーマの“光(ピカ)ってる”人で思い付く人は?
綾部「マツコ・デラックスさん! 何回か共演させていただいたんですが、本当に面白いなって。OA(オンエア)に乗ってないところも面白くてね」
大林「ワンピース書いてる方とか? おれ、ワンピース読んでないんで、あれなんですけど(笑)。又吉さんは小説家とかですか?」
又吉「作家さんねー、本好きっすね。誰来たらええんやろ?」
西森「1人に決められないですか?」
又吉「決められへんな~」
西森「決めてもらっていいですか?(笑)」
又吉「作家さん全員と飲みに行かないとなー」
西森「ぜいたくな飲み会! 次の日発表するんですか?(笑)」
又吉「んー、例えば、村上春樹さんとか」
――最後に今後の野望を聞かせてください
綾部「良くも悪くも、『こいつら、なんかやってんなー』って感じで。一気にバーンって行くような感じじゃないから、地味に出てきた人が集まってるから、『いつの間にか、ピースとかノブシコブシとか居たよなー』って感じで。ジワジワくるような。『あの番組は欠かせないなー』みたいになれば!」
西森「ポスター写真とかが飛行機にプリントされたらね! 最終的にはね。ミッキーマウスとかポケモンみたいに」
大林「ゴールデンとかにいけたら。深夜のままでもずっとやっていたい」
又吉「有名になりたいですねー、番組としてもそれぞれ個人個人でもこれきっかけにね、親孝行したり、世界の子供を助けたりね、そういうことですね」
大林「いいこと言うなとずっと思ってました(笑)」
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