公開中の映画「PRINCE OF LEGEND」で、生徒会長の綾小路葵を誰よりも尊敬し、忠誠を誓う側近として、どんなときも会長を全力で守る“金髪SP王子”のガブリエル笹塚を演じている関口メンディー。ガブリエル笹塚のトレードマークは、サラサラの金髪ヘアー。そのキャラ作りには、「あれだけカッコいい王子たちがいる中で、他の王子たちとは違う感じを外見で見せたくて」という思いがあったそう。
――関口メンディーさんが演じられたガブリエル笹塚はかなり濃いキャラですが、ご自身と似ている部分はありますか?
キャラが濃いってところは似ていると思います(笑)。あと、体が大きくて力持ちのところも似ているんじゃないかな。ガブリエルって言葉数が少ないし、体がデカイから怖そうに見えるキャラかもしれないんですけど、なんか憎めないな~っていうキャラなんですよ。そこがメンディーと似てるよねなんて思っていただけるとうれしいですね(笑)。
――金髪サラサラヘアーがインパクト大ですが、どのようにキャラを作っていったのですか?
“プリレジェ”にはたくさん王子が出てきますけど、自分の中ではガブリエルを王子っぽくカッコよく見せようとは1ミリも思っていなかったです。彼は生徒会長の葵をどんなときも守る側近、SPという立ち場に誇りを持っている男なので、葵より目立ってはいけないという気持ちが常にあると思ったし、自分が演じるというところでも、ガブリエルはカッコいい王子というところではないパートを求められているんじゃないかと思ってました(笑)。
あと、あれだけカッコいい王子たちがいる中で、自分がカッコいい王子っていうポジションにいるのは、なんか照れくさい感じもあったし(苦笑)。見た目で言うと、いろんなキャラクターがいる王子たちがいるからこそ、他の王子たちとは違う感じを外見で見せたくて。スタッフさんと話し合いながら、金髪のサラサラヘアーのかつらを被ろうっていう見た目にしてみました。