THE RAMPAGE・吉野北人、壁ドンは「両手で行きました」【プリレジェ連載】
キャラチェンジを意識して演じました
―役作りをする上でこだわったところはありますか?
「THE RAMPAGEの時とはまた違う顔を見せることができたらいいなと思っていたので、実年齢では僕は2人(藤原・長谷川)より年上ですけど、劇中では同級生の設定だったので、年上ということを意識せずにやらせてもらいました。あと、Teamネクストはダンスが得意な王子たちのチームで、僕はその中で“ダンス王子レッド”だったので赤い髪色にしました。他のチームの中に赤い髪をした王子がいなかったので、見た目でもキャラを分かりやすくするためにもこの色にして正解でした」
―光輝を演じる上で意識したことは?
前は地味な学生だった光輝が、変化してキャラチェンジしていく感じを、自分の中でかなり意識して演じました。果音に対する思いを表に出すことがなかった光輝が、竜(川村壱馬)が果音に恋心を抱いていることに気付いて、竜に対して「近づくな!」と言い放つところは、光輝の大きな変化を見せることができたんじゃないかなと思ってます。あと、スタッフさんから、光輝はもっとあざとさを出した方がいいんじゃないかとアドバイスを頂いたときは、あざとさってどうやって出すんだろうって(苦笑)。あざとさって何だろうなっていろいろ考えた中から自分なりの答えを見つけて、それができたときは、お芝居をやってるな~って実感がわきました」
―それはどのシーンですか?
「果音とのシーンです。果音から“迷惑です”って言われても、あとをずっと付いていくところとか、絶対に光輝は照れているはずなのに、“うそつき”って言ってしまうところとか。そうか、そういう態度があざといってことなのか~って思いました(笑)」