町田啓太さんに「何しに来たの?」
――撮影の合間には3人でどんな会話をして盛り上がっていましたか?
「会話とは違うかもしれないんですけど、(佐野)玲於さんの茶目っ気が感じられる出来事があって。玲於さんが“Teamネクスト”を使ったちょっとしたイタズラを仕掛けたんです(笑)。同じ現場にいた先輩の町田(啓太)さんに対して、僕たち3人が『町田、今日もいたの? 何しに来たの?』って、絶対に言えないようなことを直接言いに行くっていう内容なんですが(笑)。その司令を玲於さんから受けて、町田さんに言いに行きました(苦笑)。いきなり後輩の僕らがそんなことを言ったのに、町田さんは笑顔で受け止めてくださいました。きっと玲於さんは初めての映像作品の撮影で緊張している僕らを見て、その緊張をほぐそうとして、そういうことをしてくださったのかなって思ってます(笑)」
――「伝説の王子選手権」の撮影で印象に残っている戦いはありますか?
「3人4脚レースです。各チームが本気で競争している感じがとてもリアルだったんですよ。男たちが真剣勝負しているのって、すごくいいなって。3人4脚のシーンは、本番前に3人で練習したし、1位をとろうぜ!ってかなり意気込んでいたんですけど、本番は足がバラバラになってゴールしちゃって。タイムも遅くて。意気込み過ぎちゃったみたいです(苦笑)」
――先ほど、「お芝居に対してまた新たな気持ちを持つことができました」とおっしゃっていましたが、今後、どんな役を演じてみたいですか?
「映画、ドラマ、舞台、何でもやりたいです! “プリレジェ”の撮影で感じたのは、現場で経験を積むことが一番勉強になるということでした。共演者の方たちの演技を近くで拝見することや現場の雰囲気を肌で感じることが大きな刺激になったので、“プリレジェ”での大きな経験を次に繋げられるように、どんな役をいただいてもがむしゃらに頑張りたいです!」
取材・文=松浦靖恵