佐藤健と土屋太鳳W主演「8年越しの花嫁」の地上波初放送に瀬々監督がコメント
瀬々敬久監督コメント
もうすぐ平成が終わる。平成の30年間は決して短くはなかった。いろんなことがあった。思えば映画「8年越しの花嫁」のモデルとなった尚志さんが麻衣さんを待ち続けた8年間、その月日は平成の年月の四分の一を超えている。その年月を考えるだけでも胸に迫るものがある。
きたる「8年越し…」の地上波テレビ放送では、日々過ごしている一人暮らしのリビングや家族と過ごすお茶の間の日常に、それぞれの人たちにもそれぞれにあった生きた物語の年月と映画を重ね合わせるようにして、尚志さん、麻衣さんの過ごした8年間のドラマが届くことと信じている。
まさに平成の終わりに相応しい地上波放送じゃないだろうか。
あらすじ
尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)は飲み会で出会った。麻衣にとって、終始つまらなそうにしている尚志の印象は最悪。二次会を断り、一人帰っていった尚志を追いかけた麻衣はそのことを激しく責める。
そんな屈託のない麻衣と、寡黙な尚志は対照的な性格だからこそお似合いの恋人同士になっていった。
やがて、尚志は麻衣にプロポーズ。だが、突然の頭痛が麻衣を襲う。麻衣は病院に運ばれ、意識不明のまま昏睡状態に。回復の見込みが立たないという抗NMDA受容体脳炎だった。
尚志は毎朝、出勤前に麻衣を見舞い、二人の姿を動画に収め始めた。式場もキャンセルせず、と予約を続行。麻衣の母の初美(薬師丸ひろ子)と父の浩二(杉本哲太)は尚志に、娘のことは忘れてほしいと告げる。
数年後、麻衣は目を覚ますが、記憶障害で尚志のことだけが思い出せない。尚志はショックを受けながらも、記憶を取り戻そうとする麻衣を見守る。だが、記憶と闘うことが麻衣の負担になってしまうと感じた尚志は、苦渋の決断を下す。
そして、結婚の約束から8年。二人に奇跡が訪れる。
3月30日(土)夜2:38-4:50
TBSで放送※一部地域を除く
原作・脚本=中原尚志・麻衣「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社)
監督=瀬々敬久
脚本=岡田惠和
出演=佐藤健、土屋太鳳
北村一輝、浜野謙太、中村ゆり
堀部圭亮、古舘寛治
杉本哲太、薬師丸ひろ子
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