アナタの疑問に答えます!“新4K8K衛星放送”まるわかりガイド
4Kでテレビ番組はどう変わる?
新4K8K衛星放送では、ドラマやドキュメンタリーといった様々な番組を、美しい映像と音で楽しめる。では、4Kになることで、どのように番組が変わるのか。ジャンルごとに見てみよう。
役者の伝えたい演技が手に取るように分かる!
「ドラマではあまり画質は関係ないのでは?」と思う人もいるかもしれない。しかし、4Kの高精細で大きな画面なら、俳優の息づかいや、細かな表情の変化まで読み取れてしまう。自宅にいながら映画館のスクリーン前にいるかのような迫力で、俳優同士の掛け合いが楽しめるだろう。
4Kで撮影されているドラマは、まだそれほど数は多くないものの、NHKの大河ドラマや朝の連続ドラマ、BSテレ東4Kで4月から放送予定の「やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛」(毎週土曜夜0:00~0:30、BSテレ東4K※4月13日 [土]スタート)といった作品がラインナップしている。
4Kドラマなら好きな俳優の演技も、文字通り“隅々まで”堪能できるのだ。
これぞ4Kの真骨頂! ネイチャードキュメンタリーこそ4Kで見るべし!
4K/8Kの映像美をトコトン楽しむなら、ネイチャードキュメンタリーが最適だ。高精細の映像美や、HDR(ハイダイナミックレンジ)の色の表現力が最も発揮されるジャンルといってもいいだろう。
このジャンルはNHKが力を入れており、世界各地の秘境に暮らす珍獣から日本の身近な生きものまで大迫力の映像で描く「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」(毎週火曜昼9:00-9:30、夜7:00-7:30、BS4K)やNHKスペシャルなど、地上波でも人気のドキュメンタリーを4K画質で楽しむことができる。
北極圏の色鮮やかなオーロラや、エメラルドブルーに輝く南国の海……こうした光景も、これまで以上に美しく、つややかに映し出してくれるだろう。
アスリートの躍動もくっきりはっきり見える!
新4K8K衛星放送では、映像の表示速度が、これまでの60Hzから120Hzに高速化されている。これにより動きの速いシーンでも、ぶれずに正確に表示できるようになった。
つまり、スポーツ番組ではこれまで以上に精細にアスリートの表情が見られるようになったのはもちろんのこと、これまでは捉えきれなかった一瞬の動き・テクニックも確実に映し出してくれるわけだ。