――脚本を読んだ感想は?
お屋敷の中のお話で、私が演じる美優はメイドさん。現実ではなかなかない設定で、しかもミステリーなんですけど、とても読みやすかったです。
難し過ぎないからスッと頭の中に入ってきますし、後半にかけての急展開なストーリーも面白いなと思いました。
――美優は、どんなキャラクター?
美優は、映画を見ている人の視点に近いというか、思ったことをそのまま素直に伝える子なんだなと思いました。原作にはないキャラクターということで、他の登場人物たちとどんなふうに関わっていくのか。すごく気になっていました。
――永瀬廉さん演じる主人公の烏丸家27代当主・花穎に接する態度は、かなり独特ですね。
「友達か!」ってくらいフランクですよね(笑)。さすがに、ちょっとずつ仕事にも慣れてきたら落ち着いてきたような気がしますけど、監督からは「もっと崩して、もっと崩して」と言われていて。
もっと友達みたいに話してもいいっていうアドバイスを頂いたんです。
自分の立場を理解しつつも変な遠慮がなくて、ズカズカ入って行くところはかわいらしいなと思いました。
――演じる上で意識した点は?
当主たちに「ここ、勘違いしているよ」という感じのセリフを言う時に、あまりシリアスになり過ぎないように心掛けました。
思ったことをさらっと言ってしまう性格だということを意識して、パンケーキを一緒に食べるシーンでも執事の衣更月(清原翔)が普段言わないようなことも素直にぶつけるような女の子でいようと。
そういうところは、映画を見ているお客さんの代弁者なのかもしれません。
――パンケーキといえば、劇中に出てくるその他の料理もおいしそうでしたね?
全体的におしゃれですね。パンケーキに関しては、今はやりのモフモフで分厚いタイプではなくて薄くて上品な感じ。シンプルなところがいいなと思いました。
――当主の花穎と執事の衣更月の関係はどう映っていましたか?
あの凸凹感が、いいコンビに見えてきました(笑)。衣更月はまだ若いし、執事として経験も浅いからルール通りにしかできない。
だから、花穎様から「おまえは対応力がないな」って言われたりして。そういう2人のやりとりを見ながらクスクス笑っていました(笑)。
5月17日(金)全国ロードショー
<出演>
永瀬廉(King & Prince) 清原翔 神宮寺勇太(King & Prince)
優希美青 神尾楓珠 前原滉 田辺桃子 矢柴俊博 村上淳
原日出子 嶋田久作 吹越満 奥田瑛二
<スタッフ>
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫)
監督:久万真路
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys' Universe)
配給:東映
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