<いだてん>「箱根駅伝」ゴールシーンはどう描かれる?永島敏行&大根仁に直撃
放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。5月19日(日)に放送される第19回では、第1回「箱根駅伝」の熱狂が描かれる。
主人公・金栗四三(中村勘九郎)が運営を務め、ストックホルムから8年ぶりに開催されるアントワープオリンピックの代表選手の選考を兼ねて開催された「箱根駅伝」。その存在はまだあまり知られておらず、スタート地点では応援するために集まった人は少なかった。
しかし、復路から徐々に熱を帯びていき、大観衆の声援の中でゴールを迎える。
このゴールシーンの収録が行われたのは、2月某日。実は、収録日の数日後である2月14日は、99年前に実際の「第1回東京箱根間往復大学駅伝競走」初開催された日だった。
今回、「ザテレビジョン」では、この収録日にクランクアップを迎えた永島敏行に直撃インタビュー。「駅伝」の名付け親である武田千代三郎を演じた永島に、撮影の感想を聞いた。
この役をいただいたことには、すごく縁を感じていました
“体協”の理事・岸清一役の岩松了から花束を受け取り、晴れやかな笑顔で収録を終えた永島。「“駅伝”を命名した人なので、駅伝の草創期を描くシーンで、ドラマから巣立っていけるということは、役の上でもとてもうれしいです」と感慨深げに語る。
さらに、演じている役について「武田さんは、秋田県都知事として、『正々堂々と戦う』という秋田野球の精神を築いた方だそうですね。僕も野球をやっていて、秋田で米作りをしていたり、つながりが深くて、この役をいただいたことには、すごく縁を感じていました」とつながりがあったという。
「日本のスポーツの礎を築いた一人を演じられて、良かったなと思います」と収録を振り返った。