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MONGOL800・キヨサク、音楽は「聴いた人の分だけのストーリーが生まれる」

2019/06/02 14:00

MONGOL800の名曲をモチーフにした映画「小さな恋のうた」が公開中
MONGOL800の名曲をモチーフにした映画「小さな恋のうた」が公開中 撮影=玉井美世子

後はBEGINさんの背中を追うだけです(笑)


――ずっと沖縄で活動されていらっしゃる理由ってあるんでしょうか?

もともと上京してどうこうって考えていなかったんですよね。1枚目のアルバム『GO ON AS YOU ARE』が出来たときに、かなり満たされたというか。ライブが出来て、曲が作れていたら、もうそれ以上は望むものはなかったんです。当時は学生だったというのもありますけど、テレビに出て有名になりたいとかもなかったですし。沖縄にい続けながら音楽をやれる環境が作れたので、もうずっとそのままで。本当に上京って考えなかったです。あのフェスに出たい! っていう欲はありましたけど。それくらいかな。

――キヨサクさんにとっての沖縄とは? 歳を重ねることで変わってきた思いはありますか?

普通に暮らして日常生活を送っている中で入ってくる情報とか、風景とか全てが東京とは違いますからね。特に沖縄を意識してるというのも、もう当たり前過ぎてないんですけど、年々テンポ感がゆっくりになって来てるかなと自分では思いますね(笑)。それに伴って、楽曲のテンポもゆっくりになってきて、ゆくゆくはBEGINさんみたいになるんじゃないかなと(笑)。後はBEGINさんの背中を追うだけです(笑)。

――ちなみに、劇中の舞(山田杏奈)のせりふで「音楽から教えてもらった」という表現もありますが、キヨサクさんが音楽から教わったことや、音楽の持つ力とは何だと思いますか?

今でも、THE BLUE HEARTSの「ラブレター」を聴くと、高校時代の帰り道の団地の前の“あの風景”が浮かんで来るんですよね。音楽ってそこなのかなって思うんです。“これ”を教えてもらったっていうことではないんでしょうけど、何か心に深く刻まれているというか。聴いた人の分だけのストーリーがそこに生まれるというか。

曲は人の手に渡った瞬間から、その人だけのドラマが生まれるものだと思いますからね。不思議ですよね。歌いたくなるものなのか。今回も、こんな風に映画になるなんて思ってもいなかったし。本当に不思議だなって思いますね。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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きよさく=1981年2月15日生まれ、沖縄県出身。MONGOL800のボーカル・ベースを担当。「小さな恋のうた」などを収録した2枚目のアルバム『MESSAGE』(2001年リリース)がインディーズアルバムとして史上初となるオリコンランキング1位とミリオンヒットを記録、現在までに300万枚以上をセールス

映画「小さな恋のうた」
公開中
配給=東映
出演=佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア、世良公則ほか

画像一覧
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