大久保佳代子、天海祐希との共演で「全体を引き締めるオーラに圧倒された」
大久保「キントリ・ロスがあるかも」
――天海さんとはドラマ初共演でしたが、どんな印象を受けましたか?
天海さんはサバサバしているし、私が人見知りだと知って、いろいろ話し掛けてもくれたんですよ。「(明石家)さんまさんと絡むときは、ポンポンと答えを返さなきゃいけないから大変だ」という話などで盛り上がりました。
一方で、至近距離で目を合わせて芝居をしたときは、全体を引き締めるオーラに圧倒されました。取り調べのシーンはもういいです! あの緊迫感はもう十分に堪能しました!(笑)
――ですが、第7話の放送後、また他の作品で被疑者役のオファーが来る可能性も…。
実は、最初は欲が出ちゃって「これを機に女優の仕事のオファーが増えるかも…ここで頑張らなきゃ!」って思っちゃったんですよ(笑)。
そこから、オファー殺到のサクセスストーリーが膨らんでいったんですけど、結果的に力が入り過ぎたんでしょうね。思ったほどの声量もテンポも出ず、もたもたしちゃって、徐々に野心をくじかれていったんです(笑)。
人生、そんな甘っちょろいもんじゃないんですよね。自分としては全力投球したし、久々にどっぷり精神的にもやられたので、しばらくはキントリ・ロスがあるかもしれないです。