おそらく、同郷っていうことが大きいんでしょうね
――四三と美川の関係性を見ていて、どのように思いましたか?
冷静に見たら友人として成立してないと思うんです。「なんで四三さんは美川くんと友達なんだろう?」って、よく勘九郎さんと話してるくらいです。
おそらく、同郷っていうことが大きいんでしょうね。四三さんが美川に東京の学校で出会ってたとしたら友達じゃないのかもしれないなって。
きっと、2人で「東京ではこういうのが格好いいらしいよ」と話し合って、同じ“赤ゲット”を着て上京したんだろうとか、そういう2人のことを想像するとかわいいなって思います。
――1912年のストックホルムオリンピックでは、弥彦(生田斗真)と四三が2人で出場して友情を深めていましたが、その辺りの放送を見ていたときにはどんな心境でしたか?
斗真くんとは、昔から「俺の方が宮藤さんに愛されてる」っていうのを競い合ってるんです(笑)。宮藤さんの作品で、ちょっとバカっぽい役を求められることが多いので。
冗談で、「俺の方が何本もやってる」とか、「俺なんて宮藤さんプロデュースの歌とか出してるから」っていうくだらないやりとりをしてました。
「弥彦と美川が面白い」というネット記事を見つけて、うれしかったので斗真くんに送ったら、「な」とだけ返信がきました。「な」ってなんだよって思いました(笑)。