<いだてん>岩松了が明かす宮藤官九郎脚本の魅力「読んでいると、宮藤くんのエネルギーを感じます」
1932年のロサンゼルスオリンピックは、結構力が入ってるなと思いますね
――現在放送中の金栗四三篇以降にも、いろんなオリンピックのシーンが描かれるんですね。今後の展開の中で岩松さんが楽しみにしているシーンはありますか?
今言った1932年のロサンゼルスオリンピックは、結構力が入ってるなと思いますね。でも、1936年のベルリンオリンピックあたりの話も面白いなと思います。
オリンピックのシーンが何回もあるから制作陣は大変ですよね。プールは泳がなきゃならないし、陸上で走んなきゃならないし。
今後時代が戦争へと向かい、ヒトラーなども登場します。
――海外の歴史上の人物がしっかりと登場するところもこの作品の魅力ですよね。
そうそう、(近代オリンピックの基礎を築いた)クーベルタン(演=ニコラ・ルンブレラス)とかね。
あと日本人だって、犬養毅は塩見(三省)さんがやるし、高橋是清はショーケン(萩原健一)だし。すごく面白いと思いますね。
――岩松さんご自身はスポーツお好きですか?
スポーツは大好きですよ。テレビではスポーツニュースしか見ないくらい。
さすがにこの歳になってくるとやることはあんまりないですけれど、若い時はやってました。
結構野球が好きなんですけれど、日本の野球はほら、家にいない時間帯にやっているじゃないですか。だから、BSで大リーグをずっと見ていますね。
ヤンキースタジアムも2回行ってますし、シカゴのリグレーフィールドも行ったし、詳しいですよ。アメリカに行くとね、球場に行きたくなるんですよ。ボストンの方にも行ってみたいです。
――近代スポーツの父である岸さんを演じられて、スポーツの見方が変わったりはしましたか?
イヤイヤ、そんなことはない(笑)。僕はそんな変わってないです。
ただ、岸さんは本当に偉い人なんですよね。だって島根県に銅像があるくらいですから。島根に行ったら、手を合わせに行きたいと思ってます。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

































