イントロや間奏を聴くとギターやサックス、シンセを(口で)演奏したくなっちゃう名曲ってありますよね
今回2人ともが洋楽もセレクト。スージー鈴木は、ブルース・スプリングスティーン「明日なき暴走 born to run」(1975年)の間奏のテナーサックスに注目する。
クラレンス・クレモンズによるテナーサックスがフィーチャーされたEストリート・バンドの演奏をスージーは「世界一ロックンロールな70秒」と表現。曲を聴いて、「何てカッコいいんでしょう。こんなカッコいいモーメントは他にない」とスージー。この名曲は、イントロももちろんカッコいい。
そして、マキタスポーツは最後に「史上最もポップでメロウなファンク。イントロ聴いたらやりたくなる。ウキウキすること間違いない一曲」として、アース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」(1978年)を取り上げる。
聴いたふるちゃんは「これ、弾いてみたいですねえ」と強く同意する。
マキタスポーツが注目したのは楽曲に含まれている3種のギターのリフ。 「ブラスがフィーチャーされ目立つけど、ギターが重要な役割を担っている。地味な仕事だけど、曲のワクワク感の推進力の源」と、ギターが重要なパーツとなっていることを解説する。
「この曲聴くとギターとか弾きたくなっちゃうよね特集」は、『弾きたくなっちゃうよね』というタイトル通り、イントロや間奏で聴ける楽器のフレーズだけに注目して展開。マキタスポーツもスージー鈴木も、そしてふるちゃん(古橋舞悠)も、曲を聴きながら、何度も何度もエアプレイして大ノリに。
スージー鈴木が「史上最高のスタミナ消費」と漏らしたように、3人がとにかく体を動かした収録。「アドレナリン出まくり」というマキタスポーツは収録後もギターを手にギターを奏で続けていた。そんな2人に押されてエア演奏に参加したふるちゃんも「盛り上がりすごかったですよ」と感心するのだった。
いつもの学究的なテイストが少なめの収録だったが、マキタ・スージーのハッスルぶりと"面白度”は過去最高と言っていいかもしれない。真正面から「音」を「楽しむ」3人の熱演に、大いに笑わされること間違いない。
番組公式ツイッターでも「番組史上、いちばんマキタさんスージーさんが大興奮されたヤバイ収録」「思わず弾きたくなる名間奏や名イントロに、音楽ずきおじさんの興奮が史上MAXに!」と、マキタスポーツ&スージー鈴木のハッスルぶりを伝えている。