阿部サダヲ、中村勘九郎の熱弁に感心「結構長くしゃべるんですね」
6月11日、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の主役たすきリレー会見が行われ、金栗四三役の中村勘九郎、田畑政治役の阿部サダヲが出席した。
本作は、宮藤官九郎が脚本を務め、勘九郎と阿部のダブル主演で描く日本のスポーツの歴史物語。現在放送されている勘九郎演じる四三が主人公の第1部に続き、6月30日(日)より阿部演じる田畑が主人公の第2部がスタートする。
作品への思い溢れる勘九郎に「結構長くしゃべるんですね」
「昨年4月にクランクインをして、本当に濃い、約1年間でした。さまざまな出会いが、金栗さんとしての僕を強くしてくれたと思っています。
宮藤さんの面白いすごい脚本をどう形にするか、スタッフとキャストと悩み、支えてもらい、そして楽しみながら作っていきました。
僕はメンタルが強くないのですが、挫折して立ち直ってを繰り返す金栗さんの強いメンタルに引っ張られて撮影ができたと思っています」と撮影を振り返る。
さらに四三が尽力している女子スポーツ普及についてや、6月16日(日)放送でも描かれる関東大震災への思いなども熱く語った。
そんな勘九郎のあいさつを聞いていた阿部は、「大河の主演で約1年間撮影をしてきたということで…。結構長くしゃべるんですね」と話し、会場の笑いを誘う。
第1部の感想や「田畑さんは得体の知れない人。だから僕も現場で“何をやり始めるのか分からない”感じでやりたいと思っています。それを受け止めてくれる役者さんがたくさんいるから、すごく楽しくやっていますね」と役柄についてコメントした阿部。
そして、「やっぱりまだ、1年間も撮影やってないんでね…。そんなに(話は)出てこないですね」と再び会場を笑いに誘っていた。