中村勘九郎が「いだてん」第1部を完走!「金栗四三はこれからも走り続けていきます」
大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第1部が、6月23日の放送をもって終了した。
同ドラマは、宮藤官九郎が脚本を務め、中村勘九郎と阿部サダヲのダブル主演で日本のスポーツの歴史を描く。
第1部では、勘九郎演じるオリンピックに初参加した男・金栗四三を主人公に、四三が日本人でオリンピックに初めて出場するまでの過程や女子スポーツの普及に尽力する姿などが描かれた。
勘九郎は、「初回からここまで『とにかく走っていたな』という感じです。(四三は)常に走り続けている人でした」とマラソン選手であった四三とかけて、これまでの撮影を振り返る。
ドラマのタイトルにもなっている“いだてん”は、「人々のため、走って食べ物を集めた神様」だと作中でも言及されていたが、「多くの挫折を乗り越えた金栗さんですら関東大震災の現状に耐えきれず熊本に帰ってしまいましたが、そこで義母の幾江(大竹しのぶ)さんからの喝や家族の大きな愛で目覚め、本当の”いだてん”になりました。金栗さんには走ることしか無いから、みんなに元気や笑顔を取り戻すために走って、走って、走った。そこにすごく共感しました」と語った。