トニー賞女優も振付で参加! 「ひょうきん族」「いいとも」の構成作家が新たに挑む“日本総狂宴ステージ”
「タカヒラと一緒に仕事をしたいと思うのは、彼の考えることが面白くてワクワクさせられるから」
──そんな高平さんに対して、バーヨークさんはどんな印象を持っているのでしょうか。バーヨークさんから見た“クリエイター・高平哲郎”の魅力とは?
バーヨーク・リー:まず、発想がとてもユニークですよね。彼と話していると、私では思い付かないような奇抜なアイデアがどんどん出てくる。私がはるばるニューヨークから飛んできてでも、タカヒラと一緒に仕事をしたいと思うのは、彼の考えることが面白くて、ワクワクさせられるからなんです。
また今回特に感じたのは、タカヒラは、古今東西たくさんの映画を見ているということ。「KEREN」にも、ミュージカル映画はもちろん、ウエスタンや日本の時代劇など、いろいろな映画のエッセンスが取り入れられているんですよ。
高平哲郎:今回、黒澤明(監督)の「用心棒」(1961年)にインスパイアされた殺陣のシーンがあるんだけど、そこで、西部劇によく出てくる、荒野に転がる草が丸まったようなやつをステージ上で転がしたいと言ったら、映像チーム(Moment Factory)がそれをちゃんと作ってくれて。あれはぜひ見てほしいですね。
他にも、オープニングの大阪の街のセットは、リドリー・スコット(監督)の「ブレードランナー」(1982年)や「ブラック・レイン」(1989年)みたいな、雨が降っている街並みにしてくれと言うと、すぐに分かってくれる。映画が国境を超えた共通言語になってるんだよね。
8月25日(土)まで開催中
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
(大阪市中央区大阪城3番6号)
料金:S席=大人7500円 / 子供3000円
A席=大人5000円 / 子供2000円
〈STAFF〉
脚本・演出:高平哲郎
振付:バーヨーク・リー
タップ振付:HIDEBOH
殺陣:島口哲朗
ビデオコンテンツクリエイター:MOMENT FACTORY
音楽:仙波清彦、久米大作
ステージング・演出助手:室町あかね
宣伝美術:横尾忠則
【公式HP】https://keren.jp/
問合せ:チケットよしもと 0570-550-100
http://yoshimoto.funity.jp/