韓国ドラマ“ロードナンバーワン”出演者が激白! 「死ぬ覚悟で演技しました」
WOWOWで放送中の韓国ドラマ「ロードナンバーワン」のセルDVD-BOXのIとIIが'11年の1月1日(土)と2月2日(水)にそれぞれ発売される。
本作は、朝鮮戦争を背景に、歴史と運命の大きな渦にのみこまれた3人の男女の愛と友情を描いた感動巨編。ジャンウ(ソ・ジソブ)は、思いを寄せ合う幼なじみ、スヨン(キム・ハヌル)の学費を稼ぐために軍人に。だがその後、ジャンウの戦死の知らせが届き、絶望したスヨンは将校のテホ(ユン・ゲサン)の求婚を受け入れる。そんなある日、戦場を生き延びたジャンウが突然の帰還を果たす。
今回はDVD発売決定を記念して、出演したソ・ジソブ、キム・ハヌル、ユン・ゲサンに作品を振り返ってもらった。
――今回のドラマではせつないシーンが多いですが、現場で盛り上がったことや、楽しかったことなどありますか?
ソ・ジソブ「現場は本当にいつも大変で、撮影そのものは苦労もあったのですが、とにかく現場に行くのが楽しかったです。俳優同士の意気もすごく合っていたし、いいスタッフに恵まれていたので本当に楽しかったです」
キム・ハヌル「今回は、危険なシーンがある上に、一日の撮影の分量もすごく多かったので、俳優は全体的に疲れていたんですね。でも、疲れていてつらい時だからこそ、みんな明るくしようと努力していました」
ユン・ゲサン「このドラマは現場が本当に良かったです。山の中の撮影が多かったんですが、まるで軍隊のような生活でした! 食事の時間もきちんと決まっていたので、あまりにも待ち遠しくて、それまでの時間を数えたりしていました(笑)。みんなで一緒に食事をしたりと本当に仲が良かったので、撮影が終わってから寂しい気持ちになりました」
――現場ではどのようなモチベーションで演じていましたか?
ソ・ジソブ「とにかく役作りですね。人物になりきろうと演じていました」
ユン・ゲサン「死ぬ覚悟で(笑)! バンバン爆発していましたし、本当に危険なシーンが多かったので死ぬ覚悟で演技しました」
――イ・ジャンス監督、キム・ジンミン監督という名匠2人と組んで撮影されて、いかがでしたか?
ソ・ジソブ「2人の監督は撮り方、スタイルがそれぞれ違いました。イ・ジャンス監督はタイトなショットが多くて、目の演技を撮るのが好きな監督。キム・ジンミン監督はフルショットで、全身を使って演技をしてもらうのが好きな監督で、俳優として両方学ぶことができて良かったです」
キム・ハヌル「イ・ジャンス監督とは、一緒にお仕事をしたいとずっと思っていました。作品に望む心構えがものすごく情熱的です。私がスヨンの役柄で迷ったり、疑問が生じたときに頼れる方でした。キム・ジンミン監督は、主に戦争部分を担当されていたので、私と撮影する分量は少なかったのですが、しっかりとした解釈を持っている監督なので、演技をする上で、とても助けていただけました」
ユン・ゲサン「イ・ジャンス監督は本当に韓国ドラマの先駆けのような方。特に、ドラマの中で愛を表現するのがとても得意な方だと思っています。キム・ジンミン監督は、(イ監督とは)対照的に男同士の友情や、男らしさを表現するのが得意な監督ですので、両極端な2人が出会うことで、いい調和を生み出すことができたのではないかと思います」
――最後に、この作品の見どころを教えてください。
ソ・ジソブ「この作品は、戦争ドラマと思われがちかもしれませんが、戦争の部分というのは時代背景に過ぎなくて、その中で描かれている戦友愛や、男同士の友情、男女の愛というような部分を重点的に見ていただけたらうれしいです」
キム・ハヌル「わたしもジソブさんと同じ考えです。戦争というのはどの世界でも起こりえるものですから、どこの国の人が見ても共感していただけるものだと思います。人間愛が描かれているので、戦争そのものよりも、戦争がもたらす悲劇や戦争がいけないことだということを考えてほしい」
ユン・ゲサン「つらい状況にあっても、人は愛を感じることができるし、友情を交わすことができるという、そういった部分に注目してほしいと思います。このドラマが語っているのは『正義は勝つ』ということだと僕は思っているのですが、そういった意味でも希望を与えてくれるドラマになっています」
【1巻~5巻】2011/1/1(土)
【6巻~10巻】2011/2/2(水)レンタルスタート
セルDVD-BOX I「ロードナンバーワン」
2011/1/1(土)発売 19950円
発売・販売:エスピーオー
セルDVD-BOX II「ロードナンバーワン」
2011/2/2(水)発売 19950円
発売・販売:エスピーオー
韓国ドラマ「ロードナンバーワン」放送中
毎週金曜 夜7:00-9:25 WOWOW(WOWOW2、3も)で放送