犬が幸せを呼び込んでくれた
――主演ということでせりふ量も多いと思いますが、台本を覚えるコツはありますか?
ひたすら声に出してみることです。いろんな感情でとにかく喋ってみる。何回も何回も喋っていると、句読点の位置で感情が変わって見えるので、楽しみながらいろいろ試しています。
舞台だと1カ月くらい稽古の期間があって、本番を含めたら2カ月も3カ月もあるんですけど、もう千秋楽が近いって時に初めて気付くせりふの意味とかもあるんですよ。この感覚を、ドラマというタイトなタイムスケジュールの中で発見したいなって思います。
――“知らない女性たちとシェアハウス”で暮らすという設定は、ストレスがたまりそうですが、小池さん自身のストレス解消法はありますか?
料理ですね!料理はすごく苦手だったんですけど、料理動画アプリのおかげでものすごくするようになりました。あと、近所に大好きな八百屋さんを見つけたんです。その八百屋さんと仲良くなって、店員さんが「こういう食べ方がいいよ」とか、「今日はこういうの入ってるよ」っていうのを犬の散歩をしている時に教えてくれるんです。
以前はうちの主人、私の料理をあんまり好きじゃなかったんですよ。作っても「おいしくない」って言うし、一口食べて「もう要らない」とか言っていた人が、ここの野菜料理は大好きって言ってくれる。
犬を飼い始めたこともあって、外出せずに家でご飯を食べることが増えて、家に誰かを呼んでご飯を食べる機会が増えましたね。だから、大好きな音楽を流しながら料理を作るっていうのが今すごく楽しい。
犬のおかげでご近所付き合いがすごく増えて、お裾分けとかももらいます。それがすごくうれしくて、助かってます!犬のおかげで交友関係が広がって、いっぱい幸せを呼び込んでくれたなぁと思います。