中村勘九郎は“水浴び”阿部サダヲは“日本泳法”に苦労?勘九郎「前貼りに絵を描くように」<いだてん>
6月30日に第2部“田畑政治篇”が開幕した大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)でダブル主演を務める中村勘九郎と阿部サダヲが「大河ドラマ『いだてん』トークツアーin京都府京都市」に登壇した。
「いだてん」で第1部の主人公・金栗四三を演じている勘九郎と、第2部の主人公である田畑政治役の阿部。主演の二人がそろうトークイベントは、今回が初めてとなった。
さらにこの日は、京都在住のオリンピックメダリスト・朝原宣治(2008年北京オリンピック 4×100mリレー銀メダリスト)と奥野史子(1992年バルセロナオリンピック シンクロナイズドスイミング ソロ・デュエット銅メダリスト)夫妻も登場した。
主役二人が“いだてん”撮影の裏側を赤裸々に明かす!
「いだてん」の裏話についてトークする勘九郎と阿部。
マラソン選手の金栗を演じたものの、勘九郎は「以前は歩くのも嫌いでした」と明かす。しかし、「(役作りで)2年ぐらい走り続けて、今では日課に」とプライベートにも変化があったという。
阿部が演じる田畑は、日本水泳を世界レベルに引き上げようと奮闘する役どころ。阿部も水泳が得意なのか聞かれると、「小学生の時にスイミングクラブで習っていたんですけど、水着を忘れたことがあって、それからやめてしまいました」と回答した。
また、苦労したシーンについて、勘九郎は金栗が毎朝行っていた“冷水浴”を挙げる。「一番辛かったのは、スタッフが飽きた時。それから、前貼りに絵を描くようになりました」とエピソードを。
阿部が最も過酷だったと話すのは、水泳シーンの撮影。「ロス五輪のエキシビジョンでの日本泳法を見せるシーンは、寒くて厳しかった。立ち泳ぎで頑張んなければいけないが、本当に難しくて、3mくらいの深さのプールで長時間やっていると本当につらい。ぜひ観ていただきたい」とアピールした。