――舞台版でもパタリロを演じていましたけど、あらためて作品の世界観についてはどんな印象を抱いていますか?
“昭和感”が強い世界観だと思っています。昭和から平成をまたいで令和になって、昭和の世界がちりばめられた「パタリロ!」という作品が上映されますけど、昭和や平成世代の方々がどんな反応をするのか楽しみです。
――昭和チックなベタベタなボケがあったり、VFXが使われていたりと、バラエティーに富んだ作品になっていますが、映画版で意識的に変えた部分は?
舞台の時にみんなで築いてきたものを映画にするという形だったので、映画だからナチュラルな芝居といいますか、繊細な芝居をしようとすると「パタリロ!」の世界が崩れると思ったので、演じる上で変えたところはありません。
――完成した映画版を見た感想は?
物語の世界の空間がすごく広がったなという感覚があります。舞台を見ているようなんですけど、ちゃんと映画になっている不思議な作品が出来上がったんじゃないかなと思いました。
――確かに映像なんですけど、“生”感がありますよね。
小林(顕作)監督から「毎回、見るたびに違う!」って仰られていて。「自分でも正解が分からない」という言葉が印象に残っています。舞台はライブ感とか“生”感があるけど、舞台のそういう部分が映画にも宿っているのかもしれません。
――小林監督の演出で印象に残っていることは?
顕作さんの現場って、その場、その場でいろいろ変わっていくんですよ。昭和ネタもたくさん出てきますが、撮影当日に急に台本が変わったりして、 顕作さんから「諒くん、これ覚えて」って手書きの紙を渡された時はびっくりしました(笑)。
(映画「男はつらいよ」の)寅さんのほくろも、その場で作ったようなものを貼ったりして。でも、以前、魔夜先生(魔夜峰央)が「行き当たりばったりで「パタリロ!」 を描いているから、そんな感じが私の世界なのかもしれない」と仰っていたので、あぁ、これが映画版の「パタリロ!」なんだなって思いました(笑)。
全国ロードショー中
出演:加藤諒、青木玄徳、佐奈宏紀ほか
監督:小林顕作
脚本:池田テツヒロ
原作:魔夜峰央 「パタリロ!」(白泉社刊)
【公式HP】https://patalliro-themovie.jp/
(C)魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会2019
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— ザテレビジョン (@thetvjp) 2019年7月8日
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