大泉洋、NACS結成は“運命”「死んでもいいぐらい」の逆境で出会った仲間たち
「プレッシャーも感じましたが、うれしかったです」
――福澤克雄さんの演出作品は3度目になりますね?
「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」(2010年)、「LEADERS ll」(2017年、ともにTBS系)以来でしたが、そのチームからのお話だったのでうれしかったですね。
2作のお芝居を評価していただけたのかなと思いましたので。
TEAM NACS※のメンバーも出ていた過去の池井戸作品は見ていましたから、私がその日曜劇場に主演で出るというのはプレッシャーも感じましたが、うれしかったです。
(※大泉が所属する演劇ユニット。大泉の他、森崎博之、安田顕、戸次重幸、音尾琢真が所属)
――福澤さんの演出の特徴は、どのようなところに感じますか?
やっぱり豪華なところですね。迫力ある映像と、とんでもない数のエキストラさん。そしてドローン撮影。
福澤さんが「ドローン好きなんです。すいません!」と仰ってました(笑)。
それから「日曜の夜9時に日本国民を元気にしたいんだ!元気になってほしいんだ!」と仰ってるのを聞いて。
私も「そうだ!日本国民を元気にするんだ!」とまるで選挙にでも出るみたいな気持ちで撮影に臨んでいます。
――池井戸&福澤作品の特徴である、長セリフによる主演の大演説が第1話からありますね。
福澤さん、池井戸潤さん作品の定番ですからね、主演の大演説は。
これまでの作品を見ても胸打つものがあって、かっこいいな、すごいなと思いましたけど、同時に私はネガティブな人間なので、こんなに長いセリフを言うのかよ…と、撮影の日を思うと気が重いです。
とんでもない緊張感なんですよ。
「LEADERS ll」で私も経験済みですけど、ひどいんですよ、緊張感が。
でも、国民を元気にしないといけないので、こんなこと言ってられないですね。頑張ります。