“座長”小泉孝太郎率いる「ゼロ係」現場はチームワーク抜群! 細部にこだわったセット潜入
チームワークの良さが伝わる現場
取材したのは、痴漢容疑で逮捕されていた桜庭の疑いが晴れ、「なんでも相談室」に戻ってくるシーン。桜庭が大好きなカレーをがっつく撮影では、木下のおいしそうな顔に監督はモニターを見ながら、「いい食いっぷりですね~」とぽつり。
寅三のある行動を振り返り、冬彦らと爆笑する場面では、桜庭は寅三から頭をたたかれる。何回もたたくフリをしてふざける松下に対し木下は、「1回で十分ですからね(笑)」とツッコんでいた。
本番では「パンッ」ときれいな音が鳴り、カットがかかると木下は「会心の一撃ですね。痛くないからプロの技ですよ(笑)」と、松下のまさかの“ツッコミスキル”を褒める一幕も。
また、弊社カメラが小道具が気になる戸塚純貴を撮影していると、近くにいた木下が気付いて、戸塚に声を掛けてくれる気遣いを! そして、二人並んでポージングを披露。かっこいい姿を次々と決めてくれ、「自然な方がいい?」とノリノリな木下だった。
そんな中、台本を一緒に見ながら、打ち合わせをする小泉と松下の姿も。小泉は、撮影中のシーンだけでなく、先々の撮影についても、監督と松下と相談をしていた。
凶悪な事件を描いている反面、「なんでも相談室」でのテンポのいい掛け合いが絶妙な本作。
個性的なキャラクターが集まるドラマの世界観そのままに、出演者、スタッフ共に息が合ったにぎやかで和やかな現場。みんなでモニターをチェックして、みんなで笑い合う姿が印象的だった。