宮藤官九郎が「いだてん―」今後の見どころをアピール!「これからむしろ本領発揮」
東京オリンピックの開幕を1年後に控え開催されたイベント「Nスポ!2019―SHIBUYA―」で、7月21日に「大河ドラマ『いだてん』プレミアムトークinNスポ」が行われ、阿部サダヲと宮藤官九郎が登場した。
阿部は現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)で、主人公の一人である田畑政治を演じ、宮藤は同作の脚本を務めている。
事前抽選による座席は満席で、立ち見客も出るほどの大盛況ぶりに「こんなにたくさん人がいらっしゃるとは思ってなくて、ちょっと鳥肌が立った」と阿部は驚いていた様子だった。
絶対的な信頼をしている
共に「大人計画」に所属する阿部と宮藤。阿部は自身が演じる田畑について、「脚本が宮藤さんで、絶対的な信頼をしているので、何も考えなかったですね。田畑さんは何を言っているのか分からないくらい早口で、とにかく熱い男だと。書いてある通りのことをやっています」と語る。
そんな阿部に対し宮藤は、「1話につき5分から10分台本が長いって言われるんですよ。でも阿部くんだって分かっていたので、(長さは)なんとかなるだろうと」と裏話を披露。
それに対し阿部も、「早口でしゃべって巻けば、入るんですよ(笑)」と時間内に収める“コツ”を明かした。
また、宮藤は脚本について「手記にあったたばこを逆さに咥えたというエピソードや口癖、田畑さんのご遺族の『こんなことできる?できないよぉ~!』というしゃべり方は、そのまま生かしています」と明かし、うそのような描写が史実であることをアピールした。
そして、「早口は、(阿部なら)大丈夫だろうなと思っていました。それにどんなにひどいことを言っても、かわいげがあるというか、チャーミングさでごまかせる!(笑)」と、阿部の演じる田畑に太鼓判を押した。